2007年01月16日

「ズッコケ中年三人組age41」購入

 昨日買って来ました

 と言うか新聞読むまでちっとも知らなかったよ、こんな本が出ているなんて。
 てっきり10年後まで出ないのかと思っていたら、後書き読むと1年に1作のペースで出していこうと考えている、だって。
 ちくしょう、嬉しいじゃねえか(笑)。

 で、本の帯を読んでみると…

「ズッコケ三人組のマドンナ北里真智子が29年前と同じく突然あらわれた!」



ギャヒョーン!!



 な、なんと、マコが登場するのでありますか!「マル秘大作戦」限りの登場でありながら鮮烈な印象を残し、今なお多くのファンの心に残っているゲストキャラクターが、満を持して再登場ってところですか。
 怪盗Xよりもよっぽど嬉しい(笑)。
 前の「中年三人組」の時も、往年のファンが喜ぶ要素が散りばめられていたけども、今回もそんな風になっているのだろうか。
 でも今回のシリーズはだいぶリアルよりになってはいるから、宇宙人とか時間旅行なんて突拍子もないネタは出てこないんだろうな。
 個人的には土ぐも一族のその後を是非とも見てみたいもんだが。

 ちなみにここまで読めばわかるとおり、後書きだけ先に読んで、本文はほとんど読んでません(笑)。
 冒頭でいきなり新庄則夫が出てきて、これもまた嬉しいキャラ配置だったり。則夫は六年一組の秀才メンバーの中でも、金田進に次いで三人と親しい友人だったからな。

 ま、これからじっくり楽しみつつ読んでいくことにしよう。
posted by 銀河満月 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

目ざとい人はいるものだ

 去年末からズッコケを探して色々な本屋の児童書コーナーを歩き回っていたのだけど、その際にちょっと気になった本があった。
 それは「青い鳥文庫」の「若おかみは小学生!」って本。
 いや、特に中身を読んだわけではなく、イラストに惹かれただけなんだが(笑)。

 買おうかどうしようかと迷っていたら、こちらの方は既に随分前から購入してたらしい。ネットで検索してもあんまり出てこなかったから、ちょっと驚いてしまった。
 リンク先の解説を読む限りだと、結構普通に面白い話になっているようだし、絵も僕好みだし(笑)、いっちょズッコケの代わり、ってわけじゃないけど、買ってみようかなあ。

 しかし青い鳥文庫か。ガキの頃は姉がよく買っていたなあ。この年になって買うのもさすがになんかなあという気がしなくもないが、今度本屋行ったら勢いに任せて買ってきてしまおう。

 …ん、ちょっと待て、次本屋行くのはいつだ?
posted by 銀河満月 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(1) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

いくらなんでもこれは許せん

韓国人作家、「あやうしズッコケ探検隊」を盗作

 もうね、なんと言えばいいのやら。と言うより言葉がないよ。
 しかも何なんだよ、あの表紙は。オマージュやインスパイアのレベルじゃないだろ。完全なパクリじゃねえか。
 しかも何?「しかし当時は我が国が国際著作権条約に加入していなかったうえ、翻案作家を著者として紹介する慣行があって法的・倫理的に何ら問題がない」って。それを判断するのは貴様らではなく、日本の那須先生やポプラ社だろうが。何を手前勝手な屁理屈こねて、愚劣なパクリを正当化してやがんだ。バカかこいつら。

 百万歩譲って法的に問題がないとしても、倫理的には問題ないのか。表紙だけ見ても完全なパクリであり、しかもオリジナル先になんの断りも入れておらず、パクリ発覚しても下手糞な言い訳を垂れ流しているこの状況が、韓国的には「倫理的に問題ない」んだ。すげ、俺マジで知らなかったよ。俺が今まで日常生活の中で認識してきた「倫理」って言葉の意味は、まったく異なっていたんだね。初めて知ったよ、すげえよ。

 「探検隊」は、ズッコケシリーズ全50作の中でも人気の高い作品だし、個人的にも好きな作品ベスト5に入れているくらいに、お気に入りの作品である。
 冒頭からいきなり漂流状態になっているというサプライジングスタート、無人島であくまでマイペースに生活していく三人、「いくらなんでも子供だけで長期間も無人島生活するのは無理だよな」と、読者がそろそろ考えるであろう時期に、島に住んでいた老人とさらにイレギュラーなキャラクターを登場させる絶妙のタイミング、そこからラストまでの急展開と大団円のエピローグと言った、「ズッコケシリーズ」の魅力を構成する諸要素がきちんと描写され、しかもそれらが濃密に絡み合って最高の出来具合になっている、屈指の傑作である。

 はっきり言ってこれと同様の作品を作ってみろと言ったところで、常人にできることではない。それでもこの作品に憧れ、同様の話を書いてみたいと言う意識が少しでもあったのなら、ある程度作品の内容が似通ってしまっても、まあ少しは大目に見てやっても良いかと言う気もしないでもない。日本人ってのはそういうもんだし。
 しかしそれはあくまでオリジナルに敬意を抱いている人間の場合に限られる。単なる銭儲けと売名のために、日本児童文学界を代表する名作シリーズの一編を、何のためらいもなくパクったことは、絶対に許されることではないし、許してはならない。
 でも「韓国人につけるクスリ」って本によると、彼らは他人の作ったものでも、1%ほど自分自身のオリジナル要素を加えれば、それは盗作ではなく、自分が作ったオリジナルの作品になる、と言う認識があるらしい。
 全員が全員そうだと言うつもりはさらさらないが、そういう認識の人間が韓国で「作家」という職業についていることは、紛れもない事実のようだ。

 しかも見苦しいことに、このニュースを受けてこの作家を擁護する側が、「日本人は昔からパクリばかりしてきた」などと言い出しているらしい。
 1つの作品を100%コピーして「自分のオリジナルだ」と言い張ることと、1つの作品から10%にも満たない要素だけを参考にし、残り90%以上を自らの努力で築き上げることが、なんで比較対象にできるのか、僕にはまったくわからない。

 正直このことに対して、那須先生側が積極的に動くとは思えないので、ここは是非ともポプラ社に行動してもらいたいものである。
posted by 銀河満月 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月26日

マイ・ベストは「株式会社」

 昨日までに、新たに購入したズッコケ5作は読了した。
 ズッコケ読むのも久々だったから、なんか新鮮な気持ちで読めてしまったよ。さすがに僕がズッコケを読み始めた小学6年の時のような気分にはならなかったけど。

 しかし面白いことは面白かったのだけど、やっぱり僕が子供の頃読んでいた前期作に比べると、なんか味付けが薄いような気がする。
 「山賊修業中」にしろ「占い百科」にしろ、読んでてなんだか空恐ろしくなるような作品ではなかったなあ。もちろん作者お得意の味付け自体はきちんとあるんだけど、昔に比べると随分とセーブしているように見える。
 人が死ぬシーンのモンタージュ的技法のうまさは相変わらずだけどね。

 とりあえず未読なのは卒業式を含めて6冊。実家に帰省している間にどこかで購入で着ればいいのだけどなあ。
 でも待てよ。実家で購入したらどっちの家に本を置けばいいのだろう。せっかく買うなら何度も読み返したいが、かと言ってこれから先ずっと読み続けるわけではないしなあ。どうしたものか。
 一番いいのはズッコケ全巻、今の家に持ってくること(引越し時にちょっと考えた)なんだけど、やっぱり量が量だからねえ。難しいところだ。

 しかし挿絵が高橋信也氏になってから、ゲストキャラの女の子はわりかし可愛く描かれるのに、肝心の1組美少女三人組があんまり可愛く描かれないってのは、どういうことなのだろうか?
 この辺はアニメ版のほうが優秀だったぞ(笑)。
posted by 銀河満月 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月23日

例によって意志薄弱

 今日、「ズッコケ中年三人組」を買ってきた。
 過去の50作全部読み終えるまでは絶対に読まないと決めていたのだが、人間の意思とはなんとも弱いもので、もうさっさと読み終えてしまいました(笑)。

 出たばっかりなんで内容について具体的に触れることはしないけど、読んでみて感じたことは、この作品はズッコケが出たばかり、つまり80年代にズッコケに触れたことがあり、今は格段興味を持っていないような人向けの作品だと思う。
 子供はともかく、いい年して(例:俺)未だにズッコケを現役で読み続けてきたような人間には、ちょっと厳しい内容だと思う。だってあまりにも現実的な話だから。
 かつて「ぼくらは海へ」を書いた作家らしい話ではあるんだけどね。
 ただ救いがないというわけではないので、そこら辺は勘違いしないように。ただ50の本編で描かれたような、3人の胸のすくような活躍を期待すると肩透かしを食らうし、そもそもそういうものは描かれていないから、その辺は理解した上で読むべきだろうね。

 まあ、一月くらい経ったら、内容に触れつつ細かい感想でも書いてみようかな。
 それ以前に本編買わないといけないけども、今日行った本屋にもなかったもんなあ…。
posted by 銀河満月 at 19:19| Comment(0) | TrackBack(3) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

劇画オバQみたいなものか…?

「ズッコケ中年三人組」、発売
(公式サイトでは来年1月発売となっているが、実際は明日22日発売とのこと)


 …って、マジかいな、オイ!しかも明日かよ!
 つーかまだ「卒業式」も読めてないのに…。「海底大陸」までは読んでるから、残りを全部読んでから「卒業式」を読もうと思っていたら、こんなことになってしまった。
 というか、最近の本屋はズッコケ全然置いてないんだもんなあ。新宿の紀伊国屋さえもほとんど置かなくなってしまった。個人的に文庫版は欲しくないので、ぜひとも全部新書版でおさえたいものだ。

 しかし那須先生はよっぽど怪盗Xがお好きなようで、この作品にも出てくるらしい。僕は「最後の挑戦」を読んでないので、結末がどうなってるのか知らないけども。
 でも50作も出たシリーズの、ある意味帰着点に位置することになるであろう、記念の作品に、過去作を代表するようなキャラが怪盗Xとはなあ。他にもっといっぱいキャラあったろうに。土ぐも一族の誰かとかさ(笑)。
 しかし中年になった三人か…。「未来報告」ではハチベエの夢の中ではあるが、それぞれの未来が描かれていたけども、今作で描かれるのは、その時のものよりもずっとシビアな未来になっているらしい。
 これはやっぱ「劇画オバQ」的な作品になるのかなあ?なんか読みたいような、読みたくないような。でもやっぱり読んじゃうんだろうなあ。だがしかし、正編を全作読んでないしなあ。だからこそ未だに卒業式も手をつけてないんだし。
 こりゃこの勢いに任せて、残りの作品を全部一気に集めちまおうかね。通販は面倒だから、何とか売ってる本屋を探してみよう。綺麗なやつが置いてあればいいけども。

 どうでもいいけど、劇画オバQとは別に、その後のQ太郎達を描いた2ページくらいの漫画があるんだよね。子細は忘れたけど。
 僕としてはむしろそっちの方が「オバQ」本編のその後だと思ってたりする。
posted by 銀河満月 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ズッコケ・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする