2019年06月09日

ゲゲゲの鬼太郎(第6期)46話「呪いのひな祭 麻桶毛」感想

 今回登場する麻桶毛の話も24話の石妖と同じく、80年代マガジン連載版の原作の中では今回が初めてアニメ化された話となる。古い日本人形の怪異という怪奇ものとしてはオーソドックスな要素が主軸になっている話だが、逆にオーソドックスすぎるのがこれまでアニメ化されてこなかった理由なのだろうか。確かに原作漫画に登場する先達の髪の毛妖怪(夜叉や髪さま)に比べると、名前くらいしかインパクトがないし。
 まあその辺の理由はさておき、今話は原作の要素を残しつつほぼ別物の話としてアニメ化されている。原作では単なる古い日本人形だったところを放送日(3月3日)に合わせて雛人形とし、原作で触れられている「御神体として祭られていない麻桶毛」の設定を膨らませたのか、男雛と女雛の人形に取りついている2体、つまり複数の麻桶毛を登場させてそれぞれを鬼太郎やねこ娘、まなと対峙させ、別々の場所での二者二様の様子を見せやすくしているのは巧い工夫だった。人形の中に少女を閉じ込めるという設定から養分を得るために雛人形に変えてしまうという設定に変えたのも、「気がついたら周りから人が消えている」という不気味なシチュエーションを効果的に見せるという点で良い改変だったと言える。学校の廊下に雛人形を飾る流れはさすがに無理やりな気もするが。
 特にアクションは短い時間ながらもVSねこ娘もVS鬼太郎も非常によく動くだけでなく緩急の見せ方も巧みで、原作だと麻桶毛に火をつけて終わりという割とあっさりした決着だっただけに良い意味で驚かされた。この辺は原作と同時期に放送されていた3期版の流れを組んで仲間の助けを借りることが多かった原作版と、基本自分の力のみで決着をつけることの多い今期版との差異が出たというところか。もちろんどっちが良くて悪いというわけではなく。
 あとは原作をここまで換骨奪胎している割に、「麻桶毛に捕まったねずみ男が自分の屁を使って脱出する」という原作のいちシチュをほぼそのままアニメ化するという、変な部分への拘りが見られて思わず笑ってしまった。今話のねずみ男は小学生のコスプレもする羽目になったりとコメディリリーフとして妙な存在感を発揮しているのも面白い。そう言えば歴代アニメ作でもねずみ男は必ずどこかで何かしらの変装やらコスプレやらをしてたっけ。
 小ネタとしては女雛の方の麻桶毛を演じていたのがねずみ男を演じる古川登志夫さんの奥さんである柿沼紫乃さんだったというところか。古川さんも自身のツイッターでこんなことを呟いたりしているし。

 と、粗筋だけ書けばアクション面もコメディ面も見どころの多かった良質な1話完結話…となるのだが、今話の中でも鬼太郎やねこ娘の知らないところで最終局面に向けて、密かに事が進行していた。
 女雛の麻桶毛に襲われ絶体絶命のまなを助けたもの、それは他でもない自分自身の体から発せられた力だった。もちろんまな自身にその自覚はない。これまでの話の中で名無しがまなに刻みつけた五行のうち四つの文字が逆五芒星を形作り、力を放ったのである。
 最後の一文字が刻みこまれていない状態でも麻桶毛を魂ごと消滅させてしまう強力な力を発揮するこの刻印、名無しがこんな強大な力をまなに与えた意味は何か、最後の一文字がまなに刻まれたとき何が起きるのか。それが文字通りの最終決戦が始まるであろう次回以降の3話の中で描かれるに違いない。
posted by 銀河満月 at 12:25| Comment(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

ゲゲゲの鬼太郎(第6期)45話「真相は万年竹の藪の中」感想

 アニメ鬼太郎の感想を書く上で「過去作のネタを安易に持ち出さない」というのが自分的に結構注意していることなのだけど、それでも読み返してみると過去作の話を持ち出しているケースがままあった。さすがに「過去作と比べて今期のこの話はダメ」みたいな最低なことは書いていない…と思うのだけど、そうでなくても過去作の話がポンポン出てしまう理由としては、この6期鬼太郎自体が過去作の要素を意識した上でかなり積極的に盛り込んでいるという点がある。個別の例はいちいち出さないけど、過去作要素をオマージュやリスペクトしたり、あるいは話そのものを立脚させるファクターの1つとして盛り込んだ上で6期独自のドライであったりシニカルであったりといった観点から全体をまとめ上げる、と言うのが今期の話作りの手段の1つのように思われる。
 今話の万年竹の話も内容としてはそんな感じで仕上がっていた。自分のテリトリーに侵入してくる人間たちを竹に変えてしまうという流れは原作と同じだが、「特定の人間と心を通わせるようになり、その人間がいなくなってしまったことから他の人間を寄せ付けないようになった」という今回の万年竹の追加設定は4期版をほぼそのまま踏襲していると言っていい(ついでに言えば原作における「竹の精」と同じ顔の女性を出してくるところまで同じ)。
 4期の場合はその相手の人間を病気がちの少女としたことで感動系の話としてまとめていたが、今回は相手との繋がりの深さを重視するのではなく、相手となる人間・大吉が何者かに殺されたという設定にし、ミステリータッチの味付けをプラスしている。大吉の息子である雅彦とも万年竹は既に知り合いであり、当初言われていた竹に変えられた人間と言うのが雅彦の狂言であったり、そうかと思えば実際に万年竹が動き出したりと二転三転する展開は正しくミステリーのそれと言っていいだろう。
 その追加要素は最終盤において最大限に炸裂する。大吉が殺されるところを見ていた万年竹。万年竹の言葉から真犯人は誰かを突き止めた鬼太郎は自分から手を出すことはなく自首を勧める。それは人間の犯した罪は人間が裁くべきという、妖怪の鬼太郎からすれば当然の考えであったろうし、罪を犯した犯人に対するせめてもの恩情でもあったろう。しかし真犯人は鬼太郎の善意を無碍にし、真相は藪の中と嘯く。他人の善性を踏みにじるような人間の迎える末路はもはや1つしかなかった。藪の中に引きずり込まれて消えた犯人を一瞥し、鬼太郎は竹藪を後にする。
 鬼太郎はこうなることまで予想していたのだろうか。こうなってしまった場合を予期して、敢えて「竹藪の中」で真犯人を問い詰めたのだろうか。そこは見る者の判断に委ねられるところだが、いずれにしても事件の真相だけでなく鬼太郎がどう考えていたか、この結末に鬼太郎が何を思うのかさえも、すべて「藪の中」に包まれてしまったと考えると、何ともやるせないものがあるだろう。
 個人的には真犯人の言い分にも一理あると思えてしまうところが何より気分悪いところなのだけど。

 次は麻桶毛。24話の石妖と同じく80年代マガジン版初出の妖怪にして、今回がアニメ初登場となる妖怪である。この調子で妖怪王将戦とかアニメ化してほしいものだなあ。
posted by 銀河満月 at 11:58| Comment(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月25日

ゲゲゲの鬼太郎(第6期)44話「なりすましのっぺらぼう」感想

 プライベートで色々あったら鬼太郎の感想書くのがすっかりおざなりになってしまい、気がつけば名無しとの決着もついて石動とかいう高校生も出てくるようになってしまっていた。
 これからはあまり時間をかけず気楽に感想書いていくようにしないとな。

 気分も新たに感想書くとして、今回登場の妖怪はのっぺらぼう。原作では人魂の天ぷらが登場したり顔を盗む術なんかもあったりとビジュアル的に面白い話(個人的には冒頭のねずみ男の口八丁も好き)になっていて、歴代アニメ版でも比較的原作に沿った内容での登場が多い妖怪である。と言っても鬼太郎と敵対関係にあったのは4期の初登場回(7話「妖怪のっぺらぼう!」)が最後で、そこで改心してからは21話「白粉婆とのっぺらぼう」や40話「夜の墓場は運動会!」で味方・仲間妖怪として登場し、5期では似たような見た目の白坊主が準レギュラーだったためか全く出番がなく、アニメへの登場は今話が実に二十数年ぶりと言うことになる。
 今期においてもOPの運動会場面で鏡じじいやチンポと一緒に仲良く綱引きに参加しているところからして、敵としてではなく仲間として登場するのではないかと以前から囁かれていたが、その通りゲゲゲの森に住む鬼太郎の友人的立場の妖怪として登場している。もっと言えばCV担当がくまいもとこ氏なだけに、歴代作に比べて子供っぽさが強調されてもいる。かつての永井一郎氏や安西正弘氏とは当たり前だが別物のようだ(笑)。
 お話の内容そのものは「自分の本質と作られた虚像とのギャップに悩む青年(敦)が、のっぺらぼうと再び触れ合う中で本当の自分のままで生きていくことを決意する」という、粗筋だけ見ると色んな意味で鬼太郎っぽくないものになっているのだが、普段から顔を晒しているにも関わらず「素顔」を晒せず苦悩する人間の敦と、言葉そのままの意味で顔を持っていない存在でありながら常に本心という「素顔」を晒して敦に接する妖怪ののっぺらぼうという関係が良い対比になっており、他のアニメであれば一捻りした暗喩などで表現せざるを得ない部分を「顔のない妖怪」としてストレートに表現できるあたり、妖怪アニメである鬼太郎ならではの構成と言える。
 子供の頃に遊んだのっぺらぼうの存在を忘れ、一時は自分を襲う存在ではと恐れた敦(そう思うきっかけになったのものっぺらぼうが替え玉の鬼太郎という「虚像の顔」を用意したためと言うのが、地味に皮肉が利いている)が窮地の中でのっぺらぼうの存在を思い出した時、同時に自分の素顔=本心のままにいられた子供の頃の自分を思い出すという流れも、のっぺらぼうが妖怪であるが故に子供の頃と(見た目すらも)まったく変わらず自分を見ていてくれたという点が大きかったからと考えると、鬼太郎アニメ・妖怪アニメとしての特性を十全に生かした上で作られている丁寧な話作りに気づかされることだろう。そう考えるとくまい氏のいかにも子供という感じのボイスも、のっぺらぼうの変わらなさを強調するために敢えて配役したのかもしれない。
 のっぺらぼうと敦の関係を中心に据えていた内容だけに敵役である白粉婆の登場は正直蛇足に思えなくもないのだが、正味25分という限られた時間の中で話を収束させるには、話を転がせる役割としてのわかりやすい敵役も必要なのだろう。僕のようなオッさんファンとしてはそれこそ前述の4期21話を意識したであろう配役にニヤリとしてしまったけども。
 一方、Aパートの鬼太郎もなかなか面白い。のっぺらぼうの代役で敦と会っている時のやる気のなさはいかにも今期鬼太郎らしくておかしいがそれだけでなく、嫌々ながらも人間である敦と妖怪であるのっぺらぼうの関係維持のために協力していることが、これまでの鬼太郎の心境の変化という点から見るとなかなかに面白い。
 妖怪と人間はあまり近過ぎないほうがいいという考えが基本的なスタンスだった鬼太郎が、SNS上のみとは言えのっぺらぼうと敦のやり取りに特に疑義を挟むこともなく、2人が会うことになったと聞いても、ごまかすことは否定的ではあるものの会うことそのものについては明確に否定しない。非常に何気ない、話のキーになるような部分では全くないが、鬼太郎の微妙な心境の変化を自然な形で描写しており、のっぺらぼうと一時仲違いした敦の態度に対する冷めた態度も含め、こちらもまた(1年目終盤に向けての)丁寧な話作りと言えるだろう。
 …後は本当にどうでもいいことなんだけど、もう妖怪も普通にスマホやSNSを使いこなしてるのね(笑)。

 次回登場の妖怪は万年竹。こちらもアニメ版での登場は4期が最後だったので久しぶりの登場だ。
posted by 銀河満月 at 12:20| Comment(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

心機一転

 もうこのブログを見ている人がどれだけいるかもわかりませんが、明けましておめでとうございます。
 先年は特に後半あたりからまったくブログを更新しなくなってしまって、申し訳ありません。今年はなるべく今までどおりのペースに戻していくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。


 …とまあ書いてみたけども、別に体を壊したとかそういうわけではないのです。別HNでやってたことがちょっと忙しかったりとか、ユクモ村に長期出張してたり(笑)しているから、ブログに手が回らないと言う、いつもどおりのダメダメな理由によるものなんですがね。
 しかし最大の理由はツイッターを始めたことですな。ツイッターの短い呟きに慣れてしまうと、ブログのように長い文章を腰を据えて書こうという気が失せてきてしまうんだよね。
 まあそんなことでは人間がダメになりそうな気もするので、上に書いたとおり今年はブログの方もきちんと書いていきたい所存である。
 ちなみにツイッターのアドレスはこちら。ツイッターでは僕の別HNや、別HNでやってることについても少し触れてたりするけど、なんにしても大したことはしていないので、生存確認程度には活用してやってくださいませ。

 しかし去年は僕の好きなジャンル内で亡くなった人が多かったな。1月の田の中勇さんを筆頭に、様々な方が旅立たれてしまった。
 それがこの世の摂理と言われればそれまでなのだけども、やはり寂しいと言えば寂しい。いつかは迎えねばならない報せなんだろうが、できるならこの種の報せはもっと後回しにして欲しいものである。

 で、僕の近況と言えば、「侵略!イカ娘」にかなりはまってしまっている。CDやBDは無論購入しているのだが、昨日は手をつけるまいと思っていた原作漫画にまで、とうとう手を出してしまった。
 結構取り返しのつかないところにまで行ってしまいそうで怖い。
 オーズの映画は見に行くつもりはないのだけど、話を聞く限りではいつもの井上節全開脚本らしいので、個人的には行かない方が正解だろう。年末には東映チャンネルで放送されるだろうから、その時にでも見るさ。
 今月末に出る「AtoZ 運命のガイアメモリ」のBDは欲しいけどね。
 ウルトラマンは「銀河伝説」の方を見られていないので、これまた後回し。

 あと去年末の冬コミは、直前に熱を出して寝込んでしまったこともあって行くのを止めた。10年ほど前に行くようになってから初めての不参加だ。
 評論系特撮同人は買えなかったし、「ドラちゃんのおへや」主催のオフ会も参加できなかったしで、一年の最後に散々な事態を迎えてしまったわけである。
 ただコミケも漠然と買い専参加するのも飽きてきたんで、そろそろここらで一発、サークル参加ってやつをしてみたいね。何で参加して頒布物はどうするんだよって話だけども。
 昔はさ、スカイライダーの評論系同人を作りたいな、なんて夢を見たこともあったんだよ…(笑)。

 まあそんな感じで、今年もいつもどおりに生きていくことになりそうですので、繰り返しになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 銀河満月 at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月19日

超久々に更新

 なんだかんだで約四ヶ月ぶりの更新となってしまいました、銀河満月です。
 まあこのブログの更新を待っていた方と言うのも、そうはいないと思うのですが(笑)。
 別に病気とか事故にあってたとかそういうことではまったくなくて、ごく私的なことで忙しかったため、こっちの更新をしていなかったわけですが、それも大体片付きましたので、ブログ更新も再開しようかと思ってます。

 4月に最後の更新をして以来、いろいろなことがありましたが、それらにいちいち触れるのも面倒ですので、そのへんは端折らせていただきます。
 まずは本日見に行った「仮面ライダーW」劇場版の感想ですかね。
posted by 銀河満月 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

ついに我が家もデジタル化

 本日、家で加入しているケーブルテレビの会社にデジタルテレビのチューナーを取り付けてもらった。
 これで自宅のテレビも地上デジタル対応になったわけだ。
 ただ自宅のテレビは単なる液晶テレビでハイビジョンには対応していないから、デジタル放送の映像面における恩恵を受けることは出来ていないのだけども、それでもアナログよりは格段に綺麗だから、まあいいだろう。アナログだとゴースト発生してたからな。
 コピーワンスとかまだまだ不満な点は多いものの、逆を言えば録画したものを誰かにコピーしてあげるとか、そういう事態はそんなに起きないだろうから、そこまでいちいち気にしなくても、今のところはいいのだろう。友達少ないし(笑)。

 …まあ、いざとなったらやりようはあるからな。

 とは言え今までアナログで録画していた分は、DVD−R一枚に収まる範囲でコピーする関係上、まだある程度はアナログ放送版も録画していかなければなるまい。
 今月から始まるアニメとかから順次デジタルに移行していけばいいや。
 そういう意味ではちょうど今週から始まった「ゲゲゲの女房」は、ちょっとタイミングがずれてしまったな。

 あとは有料チャンネルである「東映チャンネル」と「アニメシアターX」の申し込みをするだけだな。
 アニメシアターXの方は、新番アニメよりは旧作アニメの方をやはり見たいものだ。「未来ロボ ダルタニアス」は最初から見たかったなあ。
 東映チャンネルももう少し早く移行出来ていれば「地球戦隊ファイブマン」を見られたのに、残念である。ファイブマンは僕の人生の中で唯一、まったく触れたことのない戦隊だからな。
 まあナショナルキッドを楽しみにしてみるか。今月から鳥人戦隊ジェットマン、来月からは激走戦隊カーレンジャーが始まるけど、正直どっちも好きじゃないからねえ(笑)。
 両方ともDVDは持ってないので一応録画してDVDに保存はするけど。
posted by 銀河満月 at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

ひどい1月であった

 例によって例の如く、ブログの更新が滞っているわけなのだが、今回は一応きちんとした理由がある。
 先月に友人から富士通のスキャナ「ScanSnap」のお古をもらい、それを使ってたまりにたまった同人誌を一斉にデータ化しているためだ。
 もらったのは先月の中旬頃で、それから毎日平均で10冊程度はデータ化してきているのだが、それでも一向に終わりが見えてこない。もう200冊くらいはデータ化したはずなのだが、まったく本棚に空きが出来ることはなく、先月発売分の藤子・F・不二雄大全集も本棚にしまえない有様である。
 このScanSnap自体も癖のあるスキャナなので、今まで使っていたフラットベッドスキャナの完全な代用品にはならないのが困ったところだ。特にカラー原稿を読み取った場合は、フラットベッドタイプよりも格段に劣化するので、カラー原稿とか同人誌の表紙、または紙詰まりが起きそうな原稿についてフラットベッドを使用している。
 まあそれでも前に比べると格段にデータ化作業のスピードは向上したので、その辺は文句ない。
 少なくとも本棚にもしまえず床に置きっぱなしの同人はすべてデータ化したいところだ。

 しかし先月は訃報の相次いだ月だったな。
 成川哲夫氏に始まって、田の中勇氏、郷里大輔氏、夏夕介氏と、映像作品で馴染み深い方々が相次いで逝ってしまった。
 田の中氏の訃報を聞いてから少しだけ、1期から5期の鬼太郎を見返してみたのだけど、やはり4期からは明らかに声の張りが衰えてしまっているのがよくわかる。その辺のことは恐らくご自身が一番よくわかっていたのだろうが、それを知った上で4期でも5期でも目玉親父役を引き受けてくださったことは本当に嬉しい。

 郷里氏については、鬼太郎に関して言えば3期と5期で閻魔大王、4期では朱の盤をやってたわけだけど、まあ鬼太郎に限定しなくても様々な役をこなしていた方だった。僕が始めてあの声を「郷里大輔」と言う人の声だと認識したのは、昔テレビ朝日でやってた「キャプテンパワー」だったろうか。
 骨太な、いかにも男性的なキャラクターを演じたら右に出るものはいないという感じだったが、その声とのギャップを生かしての気弱なキャラとかギャグキャラなんかも僕は好きだった。
 「ドラゴンボール」のミスターサタンなんて、この人が演じていたからこそのキャラクターだったと思う。下手な人がやったら単なるお邪魔虫の粋を脱することは出来なかっただろう。

 夏夕介氏は「突撃!ヒューマン!!」とか「宇宙鉄人キョーダイン」なんかがあったりするけど、やはり僕としては「特捜最前線」の叶警部補になるかな。
 安定期のメンバーの中ではどちらかと言えば穏健タイプのキャラとして落ち着いたけど、それが逆に桜井・吉野の過激な刑事とのコントラストとして機能していたと思う。
 「純愛山河・愛と誠」はファミリー劇場で以前見たけども、その叶刑事とも「キョーダイン」の葉山譲治ともまったく異なる無頼漢ぶりに驚いた記憶もある。
 そう言えば横溝正史シリーズUの「女王蜂」にも出てたっけか。

 と、どなたの場合も出演作品について考え出すとキリがない。それだけ印象に残る作品に出演されてきたと言うことなんだろうな。
 誰にでもこういう事は起こりうると言っても、やはり別れそのものは寂しい。
 せめてこの人たちがドラマの中で見せた雄姿は忘れないでいたいものである。
posted by 銀河満月 at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

新年のご挨拶とコミケ77の話

 結局先月は1回しか更新しなかった…。ダメだなあ。
 というわけで今更ではありますが、新年おめでとうございます。去年はネット上にはあまり姿を見せず、かと言ってプライベートでもあまり良いことがなかったので(笑)、せめて今年は何か良いことが起こればいいなと他力本願なことを考えていたりします。
 まあ去年も仮面ライダーWが予想以上に面白かったり、藤子・F・不二雄大全集が無事に発売されたりと、良いことも少なからずあったので、その辺については今年も継続して続いていってくれれば良いなと思います。
 今年もあまり姿を現すことはないと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、昨日まで行われていたコミックマーケット77に触れてみると、今回は評論系特撮のジャンルが3日目になってしまったこともあり、3日目の31日にのみ出陣した。
 1日目に当たる29日には恒例の藤子ファンオフ会も開かれ、楽しく酒を飲み交わしたりもした。

 で、昨日は初めて都営バスの始発に乗るべく、5時ごろに東京駅へ向かった。本当はもっと早くにゆりかもめあたりの始発に乗ってみたかったのだけど、僕は定期券の類を持っていないので、切符を最初から買うことを考えると、余計に時間がかかってしまうと考え、いつものようにバスを利用することにしたのだ。
 バスの始発は6時半くらいだったのだけど、実際にはそれより5分ほど早く発進し、道が空いていることもあってか6時50分ごろにはビッグサイトについてしまった。
 そう言えば乗車列に並んでいる時、列の整理をしている都営バスの方が「昨日と違って今日はきちんと並んでいる」みたいなことを言ってたけど、2日目に参加した人たちはバスの乗車列でさえもきちんと並んでいなかったのだろうか?
 ビッグサイトで色々騒いでいたっぽい話は聞いてたけど、ビッグサイトの外でくらいはおとなしくしていて欲しいものだね。

 待機列はこれまたいつもどおりに西側に並ぶ。今回は久々に初期位置から逆三角形が見える場所に並ぶことが出来たよ。
 と言っても狭い空間で3時間近く座り続けたこともあり、かなり下半身が痛くなってきてしまったのだが。以前はこんなこと起きなかったのだけど、やはり歳によるものなのかねえ。
 会場に入ることが出来たのは10時10分頃といったところか。
 今回は主目的ジャンルのアイマスが西側に配置されているため、とりあえず先に西館に向かう。
 西館は壁サークルを除けば非常にのんびりとした雰囲気になっており、全く労せずに目当ての同人を買うことが出来た。
 壁サークルはさすがにそうも行かず、ある程度の列が出来ているところもあったものの、時間的にも余裕があったのでさっさと並んでさっさと買ってしまった。
1時間ほど回ったところで西館を抜け、東館側へと向かう。

 東側ではまず東4〜6の方へ行き、目当ての同人を買いあさる。しかし西でアイマス同人を買いあさった時点でかなりの重量になってしまったため、荷物を持ったままで移動することが非常に困難になってしまった。重いものを持っているだけで体力を消耗するから、きついきつい。
 それでもどうにか目当ての同人はほとんど手に入れることが出来たので、東1〜3へ移動する。
 しかしこの時点で12時を回っていたため、さすがに売り切れてしまったサークルがいくつか出てきてしまった。壁サークルなら仕方ないとも思えるが、そうでないところのサークルまで売切れてしまったのは、かなり残念ではあった。
 まあ壁でないとはいえ、人気のあるサークルであることは知っていたから、売り切れても止むを得ない部分はあったのだけど。

 このあたりで荷物はかなりいっぱいになってしまっていたから、会場を抜けようかとも思っていたのだけど、好きなサークルが久々に新刊を出したと言うんで向かってみたら、予想をはるかに超える列が出来ていたので、仰天してしまった。
 まあ目当ての同人はほとんど購入したわけだし、この時点で体力が限界、と言うより体のあちこちが痛くなっていたこともあり、ここのサークルを最後にすることに決め、45分ほど並んで購入する。
 しかし今まではここまで並んだことなどなかったのに、何で今回に限ってあれほど並んだのだろうか。そこのサークルの新刊は「聖剣の刀鍛冶」だったのだけど、あの作品はそんなに人気があったわけでもないよなあ?

 で、そこの同人を買ってからは宅配便の受付スペースへと向かう。
 今回初めて宅配便を使ってアパートの方へ戦利品を移送することに決めたのだ。
 何で今まで使わなかったのかと言えば、単に家に帰ってすぐ戦利品を見ることが出来ないからなのだが、さすがに最近はアパートへ持って帰るだけでも時間と体力を必要とするようになってきたので、コミケ初参加から10年目にして、初めて宅配便を使用することにしたわけである。
 とりあえず黒ネコさんの方を使ってみたけど、大事に扱ってくれるかな、荷物…。

 その後はビッグサイト内のラーメン屋でいつもどおりにラーメンを食い、帰宅。家に着いたのは4時頃だった。
 家では持ち帰ったごく一部の戦利品を読んだり、紅白で水樹奈々を見たりしてのんびり過ごし、一年を終えたというところ。

 今年のコミケは一体どうするかなあ。一昨年のブログでは「コミケにはもう参加しない」とか書いてたくせに、去年は過去最高の消費額をマークしたわけだしな(笑)。
 とりあえず大晦日の開催だけはどうにかしてください。
posted by 銀河満月 at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

これはかなりまいった

 前々から思っていたことなんだけど、最近のテレビとかHDDレコーダーとかDVDプレーヤーってのは、何でリモコン操作が前提なんだろう?
 まあプレーヤー本体に全機能を操作できるインターフェースを取り付けるのは難しいからなんだろうけども、それでも僕が10代の頃からずっとそうだったんだから、そろそろそういうのは改善されてもいいんじゃないかと思うんだよね。

 なんでこんなどうでもいいことを書くかと言うと、僕が使っているHDDレコーダーのリモコンが壊れたからである(笑)。
 いや、笑っている場合ではない。今の時期は特に録画しておきたい単発の番組はないからまだマシなんだけど、今の状態では録画の設定は愚か、録画した番組を選んで見ることすらできない。一番最後に再生していた番組を見ることしか出来ない状態だ。
 レコーダー自体は壊れていないようだし、恐らくはリモコンが壊れたからなんだろうけど、もしも本体側の電波受信部が壊れたとか言うんだったら面倒だなあ。

 一応メーカーの通販でリモコンは注文したのだけど、なんか土日祝日の営業は休みとかいうメールがいきなり来たりして、どんな殿様商売なんだよ、東芝さんは(笑)。
 今日から当分はDVDを見るしかないかなあ。ちょうど最近は「東宝特撮映画が見たくて見たくてしょうがない発作」を発症してたから、モスゴジとかフランケンとか見てみるかね。
 そう言えば「サンダ対ガイラ」買うのすっかり忘れてたな…。
posted by 銀河満月 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

久々に更新してみる

 なんと言うことだろうか。以前からブログの更新頻度は下がっていたものの、先月はついに一度も更新しないという事態に陥ってしまった。
 まあ他人事のように書いてはいるけど、結局は自分が怠けていたからなんだけどね。断じて病気になったとか、そんなもっともな理由ではありません。
 今月はまあわかる人にだけわかる理由で忙しかったのだけど、先月は先月でゲームばっかしていたから更新できなかったのだ。

 買ってしまったわけですよ。PS3版「テイルズオブヴェスペリア」を。つまりPS3も購入してしまったわけなんですな。
 しかもそっちをクリアしていないにもかかわらず、「スーパーロボット大戦NEO」を買ってしまったもんだから、欲望に抗えずにWiiまで買ってしまった次第で。
 もう金がないっす(笑)。
 ついでに言えばヴェスペリアの劇場版も見に行ったっけな。ゲーム本編とはちょっと設定が異なっているようだけど、映画は映画できちんとまとまっていて面白かった。奇をてらうような見せ方とか複雑なテーマとかは特になかったけども、何でもかんでも小難しく作ればいいってもんじゃないからね。
 あと作品外のこととしては、最近僕が見に行く映画は子供向けの奴ばかりだったので、観客が10代中頃から後半あたりの子たちばかりだったというのは、なんか新鮮だった。
 女の子のファンが「ユーリかっこいいよね〜」とか話しているのは、何とも初々しいものだ。歳取るとそういうわかりやすい視点で話すことがなくなってくるから嫌だよ。その割には「○○萌え〜」とか平気で書いたりしてたりするしね(笑)。

 今季のアニメのことも書きたかったんだけど、結局書けなかったな。
 今きちんと見ているアニメは「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」と「にゃんこい!」かな。にゃんこいはギャグのテンポが非常に生き生きしていて、素直に楽しめる良作だし、ブラックスミスの方はオーソドックスな話を、奇をてらうことなく真正面からオーソドックスに描いていて、それでいてきちんと魅せるべきところを魅せているのがいいところかな。
 後は「けんぷファー」とか「戦う司書」とか「テガミバチ」とか「そらのおくりもの」とか「ファイト一発!充電ちゃん」あたりかな、よく見てるのは。
 「生徒会の一存」は何と言うか、ああいう志の低い作品が商業作品としてまかり通り、それにある一定数のファンがついていると言うことにうんざりしてしまったので、1話のAパートだけで切ってしまったよ(笑)。

 さて来月は「テイルズオブグレイセス」とウルトラ・ライダーの映画か。
 ディケイド劇場版ははっきり言ってもうどうでもいいが、Wの方は今のところほとんどの話で楽しめているので、映画のほうも期待している。
posted by 銀河満月 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

今更コミケ76とかの話

 本当にここのブログも更新しなくなってしまったなあ。書きたいことがないわけではないのだけど、なんかあまり書く意欲が湧いてこない。
 今年はサイトのほうが開設10年を迎えたというのに、サイトもまったく更新してないしなあ。
 我ながら情けないものだ。

 まあ気を取り直して先週のコミケについて書いてみるか。と言っても例によって買い専参加なので、あまり面白い話はないのだけど。

・1日目(14日)
 この日の目当ては評論系特撮同人だったので、それほど早く行く必要はなかったのだけども、近年のコミケにおける来場者の増加を考え、9時には会場に到着するようにした。
 ついた時点ではよくわからなかったのだけど、やはり今回も企業ブース目当ての人間が多数いた関係で、西側待機列はかなりの長さになっていたらしい。
 僕は前回のコミケで痛い目を見たので、今回は最初から東側待機列に向かう。3日目だったらもう並ぶことも出来ないほどになっているのだろうが、やはり1日目ということもあって、普通に余裕を持って並ぶことが出来た。
 入場したのは10時半くらいだったか。先に書いたとおり評論系特撮同人の島へ行き、目当ての同人を買った後、他に面白いものがないか色々見て回る。
 評論系特撮同人を購入してしまえば用事はもうないので、さっさと帰ろうと思えば帰れたのだけど、せっかくだからと言うことで企業ブースへ行ってみることにする。
 もちろん物見遊山で行こうと思い立ったわけではない。目当てはゲーマガブースで売られているアイマスのスティックポスターだ。
 企業ブースに行くこと自体が数年ぶりのことだったし、まして企業ブースで買い物をするなんて、コミケに行くようになってから初めてのことだったりするのだけど、しかしまあすごい混みようだった。ちょっと前までは夏コミの企業ブースなんて涼みに行くようなもの(それほど人がいないから)だったのに、たった数年で随分変わってしまうものだなあ。
 本当はフロンティアワークスのブースにいってアイマスP.S.プロデューサーのDJCDでも買いたかったのだけど、列の長さが尋常ではなかったので、スティックポスターだけ買って、さっさと抜けることにした。
 しかしこのスティックポスターも、それを入れる袋も、モロにアイマスキャラがドン!と書いてあって、いわゆる「痛袋」状態になっていたのはきつかった。
 僕は基本的にこういう袋をもらっても使うことはしないのだけど、今回のスティックポスターセットはでかすぎて、持って行ったカバンの中にもしまうことが出来なかったため、やむを得ず袋のままで持ち歩く羽目になってしまった。かなり恥ずかしかったぞ(笑)。

・2日目(15日)
 2日目はコミケには参加せず、家でゆっくりと英気を養ったのだが、夜はケデラッタさん主催のオフ会に参加した。この時期にいつも行われる、藤子ファンが集まるオフ会である。
 当然今回の話題の主軸は、先月から発売が開始された「藤子・F・不二雄大全集」である。
 と言ってもまだ買っていない人が数人いたのは、ちょっとした驚きだった。と言っても別に欲しくないと言うのではなく、予約をするタイミングを逸したり、本屋で予約するかオンラインで予約するか迷っていたり、本の置き場を確保するのに困っているから後回しにしていたりと、様々な理由によるものだった。
 いずれにしてもいつか購入することは前提になっていたのが面白い(笑)。
 まあ確かにあの本は置き場には困る。僕も本棚を整理し、二度と読まないであろう同人をかなり処分しただけでなく、てんコミのドラえもん45巻とプラス5巻分をダンボールはこの中にしまいこむことで、どうにかスペースを確保した。
 2期目が発売される頃には大長編やカラー作品集、ぴかコミをしまいこむことでスペースは作れるだろう。
 と言うか大全集が出てしまえばぴかコミはいらなくなってしまうような気がしなくもないな(笑)。

 で、その大全集なのだが、参加者全員とも好評だったのは言うまでもないのだけど、それでもほとんどの人は「パーマン」におけるセリフ改変について、不満を少なからず抱いていた。
 パーマンのセリフ改変は確かに妙で、「バードマン」→「スーパーマン」や「時速119キロ」→「時速91キロ」と言った、初期設定をきちんと復活させている一方、脳細胞破壊銃は細胞変換銃のままになっていたり、パーマンの「パー」に関するネタ(「パーマンじゃなくてクルクルパー」や「おじさんは精神病院から脱走してきたんだね」)はほとんど改変後の状態になっていたりと、不統一感が否めない。
 この大全集の基本原則にしたがって考えると、このあたりの改変は藤子F先生が生前、自らの手で意図的に実施したものだと解釈することが出来るのだが、クルクルパーネタがいつ頃から使われなくなったのかがわからないので、正直判然としない印象は残る。

 まあそれはともかくオフ会は非常に盛り上がった。ネット上では書くことのできないようなネタも色々聴くことができたし。
 飲みが終わったあとはこれまたいつもどおり、3時間ぶっ通しのカラオケ。今回は参加者がそれほど多くなかったので、当初は3時間では長すぎるのではないかと思ったけども、実際にやってみたらそんなことはまったくなく、まだまだ歌い足りない感じであった(笑)。
 いきなり「ドラえもんルンバ」で始まったカラオケは、2曲目に酒井法子の「夢冒険」が入ったりして、最初から飛ばしまくりだったが、僕も「ワイルド7」やら「レッドタイガー」やら、マイナーな歌を歌いまくった。どうせならアニマックスで再放送されていたアニメ版「悪魔くん」の歌でも歌えばよかったな。

 当日参加した皆さん、楽しいひと時をどうもありがとうございました。

・3日目(16日)
 さて本番の日である。
 今回は今まで一緒に参加していた友人達が、別の用事のために参加できなくなってしまったため、初めて1人だけで参加することになった。
 と言っても最近はアイマスサークルメインで回ることが多いし、列が出来るような壁サークルは最初から行かないようにしてきたから、購入する上では特に今までと変わりないのだけど。
 西側待機列に並んだのは7時40分くらいだったと思うが、やはり最近のコミケは変だ。列が長くなるのはいつものことだからいいとしても、その列の出来る早さが今までよりも格段に早い。
 早い時間に会場に来る人間がどんどん増えてきていると言うことか。2ちゃんねる情報ではあるが、西側待機列は徹夜組だけでサンクスの前あたりにまで列が伸びたというし。

 入場できたのは10時20分くらい。真っ先に向かったのは東4のアイマス関連サークルで、めぼしいところはとりあえず購入する。
 新規に買うようになったサークルもいくつかあるのだけど、その分?買わなくなったサークルもいくつか出てきているので、総購入数は今までとさほど変わらないと言うところか。
 アイマス関連を回ってからは東5〜6の方へ移動しつつ目当てを購入し、その後は東1〜3へ移動して、続けて購入した。
 今回は友人と待ち合わせるために一旦会場を抜けると言うことをしなかったので、14時半あたりまでずっと東側の会場をグルグル回り続けていた。
 壁サークルは1つだけで長い列に並んだけども、それ以外は基本的に無視するか、列がはけた後を狙うかに絞った。午前中に慌てて並ばなくても、結構残ってたりするんだよね。
 まあ僕の目当てのサークルってのが、一般的?なアイマス同人買い専と少しずれてると言うのもあるのかもしれないが

 あとは食堂でのんびりとラーメンを食い、15時半ごろに会場を出た。
この日はお台場のいろんな所でイベントをやっていたようで、帰りのゆりかもめもかなり混んでいたのだけど、座れたのでまあ何よりと言うところか。

 そんなこんなで今年の夏も終わりだ(笑)。冬コミは…、たぶん3日目は行かないな。さすがに大晦日に参加するのはもう嫌になってきてしまったよ。
 まあ来週も来月にもアイマスオンリー即売会はあるし、そもそも来月はP.S.プロデューサーの公開録音にも行くわけだから、用事は色々あるのだけどね。
posted by 銀河満月 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

最近のこと

 本当にすっかりブログから遠ざかってしまった。
 5期鬼太郎のことが未だに尾を引いている部分もあるのだけど、一番の理由はやっぱり単に飽きたからなんだろうな。
 別に書いた内容に対してことごとく反応が返ってきてほしいなどとは思ってないし、むしろそっちの方が面倒だとまで思ってしまっている失礼な人間なのだけど、単純に「ブログに書くこと」そのものが飽きてしまったのだろうな。

 そう思いながらブログの過去記事をボケッと見直していたのだけど、よくよく考えると、僕のサイト「FULL MOON GALAXY」が、今年の7月で満十年を迎えるんだねえ。もう全然更新してないけども(笑)。
 サイトを見返してみると、ブログに移行する前のHTML形式の日記は、サイト開始からほとんどずっと続けていたので、今更ながら自分で驚いてしまった。
 これだけ長く書き続けていれば、そりゃ飽きるわけだ。
 しかも書いてある内容ときたら、今現在のブログ内容とほとんど変わっていないと言う(笑)。この10年間まったく進歩していなかったってわけかい。
 なんつーか、最近はこういう場であれこれ書いてもまったく意味がないし、理解もされないのではないかとずっと思い続けているのだけども、こんな尻切れトンボみたいな感じで終わらせてしまうのもなんとなく癪なので、地味に続けていくことにしよう。

 これだけではただの愚痴で終わってしまうので、最近の趣味の話でも。
 アイマスSPは…、はっきり言って全然進んでません(笑)。亜美真美をクリアした後、あずささんのストーリープロデュースをクリアして、今は春香のストーリーを進めているところ。
 途中でストップしていたレディアントマイソロジー2を再びやりだしてしまったこともあって、全然進まなくなってしまったのだ。
 もっと手早くプレイできるようにならないとな。
 あ、SPの美希については、結局最後までプレイしても別に「改悪」だとか騒ぐ気にはなりませんでした。状況とかタイミングが360版とは少し違っていただけで、「始めは子供っぽく身勝手な部分もあるけど、次第に自分なりに周囲の状況と自分自身を省みて、前に進んでいくことを決める」美希の性格設定(そしてそれは美希本人の魅力に繋がる)にはあまり変わりはないと思ったもので。
 ま、騒ぎたい人は騒げばいいんじゃないの?

 ディケイドはテレビ本編よりも夏に放映される劇場版「オールライダーVS大ショッカー」の方が、今は気になって仕方がない。
 とりあえず我が最愛のスカイライダーが、空を飛べる平成ライダー勢を率いて大空中戦を見せてくれたりなんかしちゃったりしたら、号泣しつつ裸踊りするよ、俺ァ(笑)。
 …実際そんなことはありえないから言ってるんだけどさ。スカイがそんな良い扱いされるわけないし。
 ただ神敬介の中の人のブログを見るに、当時の俳優さん達にはこの映画の情報はまったく届いていなかったようなので、素顔での出演はないのだろう。
 せめてアフレコで声だけでも出演してくれれば嬉しいのだがなあ…。村上弘明氏がスカイの声を当ててくれたなら、号泣しつつ(略。
 どっかの宮内氏あたりは呼ばなくても来そうだが。

 シンケンジャーは最近つとに面白いね。まだ本日放送分は見ていないのだけども、近年の戦隊で本当におざなりになっていた「世界を守るための悪との厳しい戦い」に臨む覚悟を、きちんと見せてくれているのが何より嬉しい。
 悪魔の手から世界を守るための、命を懸けた後のない戦いを、「冒険の始まり」と主題歌で歌ってしまったり、「正義の味方だっぜ!」のような定型文句だけで片付けてしまう近年の風潮に、どうしても納得が出来なかったウザイおっさん(笑)としては、今年の侍戦隊の雰囲気は非常に好ましく思える。
 下手に路線変更せず、このまま突っ走っていって欲しいものだ。
 新しい折神が、1クールも終わっていない時点でバンバン出てくるのには、ちょっとうーむと思ってしまうが。

 こんなとこか。
 春の新番アニメは「けいおん!」と「ハヤテのごとく!2期」が1話の録画に失敗したので視聴できておらず、結局きちんと毎週見ているのは、今のところ「ポリフォニカ クリムゾンS」のみという有様である。
 録り溜めしている「戦場のヴァルキュリア」なんかも、早いとこ見ないとな。
posted by 銀河満月 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月30日

色々ぐだぐだと

 最近どうも胃の調子がよろしくない。先々週の終わりあたりから膨満感が消えなくなってきてしまっている。
 今までにも何度もあったことではあるから、しばらくすれば治ると思うけど、あまり長引くようなら医者に行かんとな…。

 そんなこともあり、最近はブログから少し遠ざかってしまった。
 本当は日本爆裂の感想も書きたかったのだけども、書いているうちに何を言いたいのかわけがわからなくなってきてしまったので、後できちんと推敲してから上げることにしよう。
 上げる頃には公開終了してそうだが(笑)。

 ここで終わるのもアレなんで、文章を書く勘を取り戻す意味も込めて、最近のことを適当に書いて見る。

 冬の新番アニメで見ているのは「明日のよいち」と「宇宙をかける少女」なんだけど、どっちも近いうちに見限ってしまいそうだなあ…(笑)。
 よいちのほうは3話目にして早々に新キャラが出てきてしまい、早くもグダグダになりそうな感じがするし、宇宙かけはどうせ2クール目から変なキレキャラが出てきてわめいてバトルするんでしょ?
 まあ当分は見続けてみるけど。

 この間始まった「仮面ライダーディケイド」は、1話目はまあまあという感じじゃないかな。
 1話2話に力を入れてくるのは、別に東映に限らずどこの会社でもすることだろうし、主役とヒロインの演技が棒なのも、ぶっちゃけた話、今という時代にそんなことでいちいち目くじら立ててたら何も見るもんないよ、ってなもんなので、別に気にしない。スカイライダーだって最初は棒だったんだぜ(笑)。
 ディケイドは2クール強で終わるとか言う話も聞いたのだけど、まあそれくらいやっていれば少しは演技も上達するだろう。
 しかし紅渡の中の人は、ああいう演技の方がやっぱり似合うな。

 ディケイドの設定そのものは素直に楽しみだ。やはり「いっぺんにいろんなライダーに変身できる」というのは、子供が一度は抱く願望をストレートに表現したものだと思うので。
 と言うかベルト欲しい、マジで。週末買っちゃおうかな。

 必殺仕事人2009については色々言いたいことはあるんだけど、それは長くなりそうなのでまた今度にしよう。
posted by 銀河満月 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

銀河満月、名古屋へ行く

 すっごく今更ですが、新年明けましておめでとうございます。
 去年は後半からあまり更新できなくなってしまいましたが、今年は平年並みの更新に戻す予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 で、早速今年の話。
 一昨日の10日、名古屋へ行ってまいりました。目的はもちろん「ゲゲゲの鬼太郎・日本爆裂!」の中部・北陸バージョンを見るため。
 本当はせめて関西のバージョンくらい見たかったのだけども、財布の中身とかを色々考慮して、他地域のバージョンは1つだけ見に行くことにしたのだ。
 ただ恥ずかしい話なのだが、僕が家族旅行とかではなく個人で関東の外に出るのは、この歳になって初めてのことだったし、新幹線に乗ったのも実に高校生の修学旅行以来(笑)だったので、変なところで緊張してしまったりした。
 基本的に出不精なんだよね。

 上に書いたとおり、品川から新幹線に乗って名古屋へ向かう。座席の中ではモンハンでもやろうかと思っていたのだけど、気がついたら涎を垂らすほどにぐっすり眠ってしまっていたので、気がついたらもう名古屋と言う感じになった。
 まあ富士山は見たけどね。なんだかんだ言っても富士山はでかいですな。
 10時ちょっと前に名古屋駅に到着し、まずは鬼太郎を観賞する映画館へ向かうことにする。
 場所は109シネマズ名古屋。駅から十分歩いていける距離だったのだけども、せっかく滅多に来ないところにきたのだからということで、あおなみ線とかいう路線を使って最寄り駅まで移動することにしてみる。と言っても一駅しかないのだが(笑)。
 降りた場所は、何と言うか10年前の有明って感じなくらいに殺風景な場所だった。すぐ近くに名古屋駅があると言うのに、物凄い落差を感じる。
 映画館自体はすぐに見つけられたので、特に苦労することなく中に入って券を買い、ついでにパンフレットを買って北陸バージョンのスタンプも押す。
 実は関東バージョンのスタンプ、押し忘れちゃったんだよな(笑)。

 劇場版鬼太郎は興行的には「失敗」と言われるほどの成績になってしまっているようだけど、僕が見た回の座席は、ほどほどに埋まっていた。大半が親子連れだったけれども、中にはマニアに見えないカップル?がいたりして、鬼太郎の客層の広さが窺えた。
 さすがに2回目の観賞なので、1回目では気がつかなかったところや、忘れてしまったところなども色々見ることが出来たので良かった。劇場版の感想は今週中に書いてしまいたいな。

 鬼太郎の観賞後は名古屋城の観光をすることに決めていたので、地下鉄に乗って名古屋城へ向かう。
 正直に言えばお城そのものには全く興味はないのだけど、せっかく名古屋にまで来て駅周辺をブラブラするだけではもったいないだろうと思い、行ってみることにしたわけだ。
 だから一応最上階まで上っても見たけど、あんまり面白みは感じられなかったかもしれない。風が強くて外をあまりゆっくり回る気にならなかったのも原因かもしれないな。
 そう言えば戦争中に空襲で消失してしまった部分を改修するとかで募金を募っていたけども、完全になくなってしまったものを後から作っても、あまりありがたみはないんじゃないかなあ。
 僕は古城マニアじゃないので、その辺の感覚は掴みにくいのだけど。

 その後は地下鉄で一駅だけ移動して、とらのあな名古屋店へ向かう。…名古屋に来てまでどこ行ってんだろうね、僕は(笑)。
 名古屋のとらのあなは本当に地下鉄出口のまん前にあるので、何も知らない人が出てきたら、店の異様な雰囲気にびっくりするのではないだろうか。
 中は結構充実しており、僕もここで冬コミで買い逃した同人とか、買いそびれていた「ひだまりスケッチ」4巻と「CIRCLEさーくる」2巻を購入した。
 本当はもっと色々買いたいものはあったのだけど、何も名古屋に来てまでそんなものばかり買わなくてもいいだろうという考えが頭をよぎったので、必要以上の購入は控えることにする。

 とらのあなを出てからは名古屋駅に戻り、今度はメロンブックス名古屋店へ向かう。…名古屋に来てまで(略
 ここはフロア自体は秋葉原店より広いのかな。と言うか秋葉原店の方がむしろ狭すぎるのかもしれない。確か横浜店ももう少し大きかった気がするし。
 しかしここでは何も購入せずに出た。さすがにカバンも重くなっていたし。
 近くにはアニメイト名古屋店もあったようだが、さすがにもうそこにはよらず、後はソフマップの中を色々見て回ったり、自分への土産として赤福を購入したりして、18時半ごろの新幹線で帰宅した。

 1日泊まって2日間滞在していれば、もっと余裕を持って色々見て回ることも出来たんだろうけど、今回の目的は劇場版鬼太郎の観賞だったわけだし、こんなところで良いのだろう。
 雰囲気は良いところだと思うので、できればもう一度、今度はゆっくりと色々見物してみたいと思う。
posted by 銀河満月 at 01:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

コミックマーケット75に行ってきた

 今年の冬も行ってきました、コミックマーケット75。
 なんだかんだでコミケに行き始めてもうすぐ10年になるからなあ。月日の経つのは早いものだ。


・1日目(28日)
 会場に到着したのは8時30分ちょい前くらい。今までどおり西側の待機列に並んだのだけど、今回はこれが大失敗になってしまった。
 何せ会場時間の10時を過ぎても、一向に列が動いてくれないのだ。
 話によれば、企業ブースに向かう人間がかなりの数となり、そのために企業ブースへ向かう人の列が、西側から侵入する列の通行を妨げる形になってしまっていたらしい。
 そのため僕が入場できたのは11時あたりになってしまった。最近は遅くても10時30分ごろには入場できていただけに、これにはかなり参ってしまった。
 東側の方は待機列もあまり長くならず、すんなり入場できたらしいので、これなら東側に並んでおけばよかったと、今更ながらに後悔している。
 まあ一番行きたい所は西館のサークルだからしょうがないのだけど(笑)。
 待ち時間の間は携帯のワンセグで5期鬼太郎を見ていたから、まあいいと言えばいいのだけどね。今回の話は「傘地蔵」を巧くアレンジした良回でした。

 入場してから向かった先はもちろん評論系特撮同人のサークル。と言ってもなんか今回はあまり目を引く同人が見当たらなかったので、いつも買っているサークルさんの新刊だけを買って、早々に東館のほうに移動してしまった。
 某必殺サークルさんは、来年から必殺が本格的に復活することもあって、今回こそ新刊が出るかと思っていたのだけど、今回も出ていなかったし。さすがに本業の方が忙しいのだろうな。
 東館ではまず、バンナムの公式サイトでアイマス4コマを書いていたぷろとんさんのサークルへ行ったのだけど、さすがに新刊のコピー本は売切れてしまっていた。まああれだけ入場に時間がかかっていては、売り切れるのもやむなしか。
 後は元々目当てだったサークルをポツポツと周り、購入してさっさと退散した。

 夜は「ドラちゃんのおへや」オフ会に参加。参加メンバーはほぼ顔を知っている方たちばかりだったので、あまり気兼ねすることなく楽しむことが出来ました。
 1人、遠方からいらっしゃる予定の方が電車の遅延で遅れてしまい、合流できるのかどうかと気を揉んでいたのだけど、無事に合流できたのは何よりだった。電車はこの次の日も、次の次の日も混乱したようだし、今年の冬コミ3日間は電車に恵まれない3日間になってしまったなあ。
 オフ会は2時間ほど飲み屋でだべった後、カラオケで3時間ばかり熱唱した。僕は無理して快傑ハリマオの歌なんて歌ってしまったけれど、さすがにあまり上手には歌えなかったな。やはり無難にヒューマンの歌にしておけばよかった(笑)。
 ケメコデラックス!のED「プリップリン体操」を歌っている最中に店員がジュースを持ってきたり、締めの歌が「レッツ・ゴー・サザエさん」になったりと、相変わらずのカオスっぷりで非常に楽しかった。
 ご同席させていただいた皆様、どうもありがとうございます。


 コミケ2日目は欠席し、家でゆっくり休養する。


・3日目(30日)
 さて本番の3日目である。
 最近の冬コミ3日目はずっと大晦日に開催されていたのだが、今回は1日ずれたため、最近ずっとご無沙汰していた友人の九夜さんも参加できることになったので、いつも一緒に行ってる海堂さんも加えた3人で久々に会場へ向かう。
 到着したのも並んだ位置も、1日目とほぼ同じだったので、1日目のことを思い出し、1人でちょっと不安になる。既にサークルチケット入場者が購入したせいで完売になったサークルもあるとかいう情報を聞いて、さらに不安になってしまうが、よくよく考えれば今回は大手サークルはあまり回らない予定なので、それほど心配することもなかったんだよね。
 待ち時間の間は特に何をするでもなく、例によって他愛のない話をべらべらと喋りまくる。今回は久々に3人揃っているから会話も弾むと言うものだ。

 そして10時開場。入ることが出来たのは10時25分くらいで、1日目と比べるとまあ平均的な時間と言うところか。
 海堂さんにも九夜さんにも、一部のサークルの新刊購入をお願いした上で、僕は東の1〜3へ向かう。主な目当てはもちろんアイマス関連サークルだ。
 一部のサークルは最初から長蛇の列が出来るであろうことは予想していたし、そういうところは後から委託することもわかっていたから、そういうサークルはあえて無視して、それ以外のサークルを回ることにする…のだけど、のっけから予想外の某サークルで待機列に引っかかってしまった。しかもなんかよくわからんが列が全然はけない。待っていたら余計に遅くなってしまうので、仕方なくそこは後に回すことにして同人を買いあさる。
 その判断が良かったのかどうかはわからないが、目当ての同人はほとんど買うことが出来た。列が出来ていたサークルも、そのうちの1つはだいぶ列が短くなっていたので、すかさず並んで購入してしまった。ほら、夏コミとかでトランプを売ってたあのサークルさんね(笑)。
 そこのサークルさんは「吉永さん家のガーゴイル」同人とかのあたりからお気に入りだったんで、トランプ云々は抜きにして、普通に同人が欲しかったんだよね。
 アイマス系同人の購入をとりあえず終わらせてからは、反対側のほうに移動しつつ目当ての同人を買っていく。
 しかし今回は東のA列とC列の間の人ごみが尋常ではなかったな。あんなに体当たり移動ばかりする羽目になったのも久しぶりだ。島中サークルの待機列もやたらブースから離れて形成されることが多かったし、そうせざるを得ない部分が大きいとは言え、もう少しどうにかならんものだったのだろうかね。

 とりあえず1〜3での買い物を終わらせて、東4〜6へ向かう。こちらの方も混雑ぶりはさして変わらず、目当ての同人を買いあさる。こちらはあまり買えないと言うこともなかったので、優先的に欲しい同人はほぼすべて買うことが出来た。
 優先度の低いサークルも色々回ってみたのだけど、購買意欲が低下してしまったこともあり、一旦抜けて待ち合わせ場所に向かう。

 1時に集合してからは昼食を摂りつつ、頼んでいた同人を受け取る。これで今回欲しかった同人はほぼ完全に揃ったので、僕としてはこの時点でかなり満足してしまった。
 昼食後は九夜さんの趣味「プチ列サークルめぐり」をしてみたが、さすがに2時近くなるとプチ列が出来ているようなサークルはあまりなく、ほとんど列がないか、未だに長蛇の列が出来ている大手サークルばかりになっていたので、会場内をブラブラ歩き回ってから退散した。
 そう言えば今回は一度も西へ行かなかったな。アイマスのCDとかポスターとかもあったはずだけど、CDは後で買えるだろうからまあいいや。

 退場後はゆりかもめで新橋に向かい、混んでいるであろう秋葉原を避け、新橋のマックで時間をつぶす。
 ある程度のんびりした後は赤羽に移動して、3人で今年最後の飲み会を行った。さすがに3人とも疲れてしまったようで、僕は荷物の持ちすぎで筋肉痛だし、海堂さんは話の最中に転寝してしまったりもしたっけな。
 まあお互い歳を食ったと言うのもあるんだろうが(笑)。
 飲み会自体は8時ごろに終了し、そのまま解散した。

 なんだかんだで今年ももう終わり。
 来年もたぶん今年とあまり変わらない一年になると思うが、とりあえずつつがなく自分の趣味を楽しむことが出来れば、それだけでまあいいやと思う今日この頃である。
posted by 銀河満月 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

いよいよ明日からコミケ75

 私用のためにまたもやブログから離れてしまっていたが、久々に復帰してみます。

 それはさておき、明日からコミックマーケット75が開催されますねえ。
 僕は去年と同じく1日目と3日目に参加して、2日目は見参加の予定です。
 2日目は行きたいサークルが少ないと言うのもあるのだけど、それ以上に行こうと思っていたサークルが全部東方系のサークルなので、東方系サークルあたりの惨状は、去年の冬と今年の夏とで体験済みということもあり、参加を控えることにしました。
 今回も混むのかなあ…。

 3日目はアイマス関連のサークルをメインにして回るつもりなのだけど、他には…5期鬼太郎の葵ちゃん同人があったら嬉しいなあ(笑)。
 どうせ今回も基本1人きりで回ることになるから、目当ての同人をすべて買うことは出来ないだろうが。
 それも仕方ないことなんだけども。
 後は風邪とかインフルエンザとかをもらってこないように、自分でも気をつけないとね。
 明日以降は昨日や今日ほど冷えないみたいだから、待機列での待ち時間もそれほど苦痛にはならないと思うけど。
posted by 銀河満月 at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

「アイドルMySTAR2008」に行ってきた

 久々にアイマスのオンリー同人即売会へ行ってみた。
 9月の真オンリーも、10月の中の人オンリーも諸事情で参加することが出来なかったし、勤労感謝の日に行われる関西での即売会に行く気もなかったので、せっかくだから行ってみようと思い立ったわけだ。
 と言っても取り立てて書くようなことはなかったんだけどね。たった1人での買い専参加だし、サークル側に知り合いなんていないし(笑)。

 会場には8時ごろ到着して、あとはイベントが開始される11時までひたすら待ち続けたんだけど、この間に携帯のワンセグ機能ってやつを使って、9時から鬼太郎を見てみた。
 8月の夏コミの時も使ってみたのだけど、自宅では全くと言っていいほど電波が入らないのに、こういうところだと非常に快適に視聴することが出来るのだから、不思議なものと言うべきなのか、さすが日本の首都・東京と言うべきなのか。
 5期鬼太郎ももうそろそろ3年目がどうなるかの情報くらいは聴こえてきてもいい頃なんだけど、今回はちょっと早いのかな。映画が終わる頃じゃないとわからないか。

 並んでいる時に思ったのだけども、来年1月にアイマスSPが発売されたりしたら、オンリー即売会での行列なんかでは、アイマスSPをプレイする連中ばかりになってしまうのだろうかね?それはそれでなんか嫌だなあ(笑)。

 11時に開場して、最初に並んだサークルは…。わかる人はわかると思うけど、8月の夏コミではトランプ関連で話題になったサークルでした。
 まあトランプは買えなくとも、新刊が普通に欲しかったから並んだだけなんだけどね。元々アイマスにはまる以前から少し買っていたサークルさんだったし。
 そこが終わってしまえば後は楽なもので、1時間ほどかけて会場内をぶらつき、興味を持ったサークルさんの同人はあらかた購入してしまった。なんか午後からカレンダーを販売するようだったのだけども、僕は午後からは例によって月に一度の買出しをするために秋葉原へ行くつもりだったので、12時過ぎ当たりにさっさと退散してしまった。
 「アフター」ってやつにも参加してみたいとは思うのだけど、ぶっちゃけたった1人で終了時間まで居座るってのもなかなか辛いものがあるんだよね。どうして僕と友人たちとはことごとく興味の対象が合わないのだろう?

 秋葉原ではDVDをいくつか購入したりして帰宅した。バイオマンのDVDは地味に財布の中身を圧迫してくるから、早く完結してほしいところだな。チェンジマンはたぶん買わんだろうし。
posted by 銀河満月 at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

久々に面白い動画見つけた

 ↓こんなの。





 中央大陸戦争から第一次大陸間戦争までのすべてのゾイドを網羅しているんだけど、何がすごいってただ画像だけをアップしているんじゃなくて、すべてのゾイドの歩行しているところを撮影してアップしているんだよね。
 あのゼンマイをきりきり鳴らせながら動いている様を見て、言いようのない懐かしさにとらわれてしまったよ。
 やはりゾイドは動いてナンボ。初期の頃の各ゾイドの細かい動きっぷりに今更ながらに驚かされてしまった。
 子供の頃組み立ててすぐ無くしてしまった(笑)グランチュラなんかは、今見ると8本の足がすべてバラバラに動いているわけではないんだけども、パッと見ではそういう風に見えてしまうんだよね。つまり「バラバラな動き」に近い動きを実現しているわけで、この辺の無駄に高い技術力には本当に感動すら覚える。

 逆に最後期ゾイドの人気が予想通りに低くて受けた。ガルタイガーのあまりの酷評振りに吹いてしまったよ。まあ実際アレな出来だと思うけど。
 暗黒軍ゾイドも一番最初に出たダークホーン・ヘルディガンナー・デッドボーダーなんかは普通にカッコいいと思うんだけど、その後が全然ダメだったなあ。ギルベイダーはさすがに別格としても。
 初期はゼネバス帝国もヘリック共和国も、デザイン面で共通した部分が多く、それが逆に「兵器」然とした印象を受けて、子供心にしびれたわけだけども、大陸間戦争に突入したあたりから、そのあたりのこだわりが全くなくなってしまい、単なる玩具的な見た目を追求するようになってしまったのが良くなかったのかねえ。

 まあとりあえず、ゴジュラスとアイアンコングのカッコよさはガチってことで。
 あの2機を超えるゾイドは永久に出てこないだろう。
posted by 銀河満月 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月13日

いつのまにかデジタル放送

 この三連休で実家の方に帰省しているのだけども、帰ってきたら実家のテレビがいきなりデジタル放送になっていたので、びっくらこいてしまった(笑)。
 実家の方でも以前からケーブルネットを使用していたのだけども、いつの間にかアナログ放送サービスからデジタル放送サービスへと移行していたと言うわけだ。
 実家においてあるHDDレコーダーでは録画すること自体は出来るようだが、コピーもムーブもできないらしいので、僕としては利用することはあまりないと思うのだけど。
 と言うかムーブが出来ないのかどうかは正直わからないんだよね。ありあわせの古いDVD-Rで試しただけだから、最近の新しいやつだったら出来るのかもしれないし、そもそもレコーダー自体が5年ほど前の古い代物なので、その辺からして問題があるのかもしれない。

 どうせなら僕もデジタル放送とやらの恩恵にあずかって、アパートでは受信できないチャンネルの番組を色々録画したいところだけども、DVDに保存できないのはきついしねえ。
 新しいレコーダーを買うにしても、最近はレコーダー自体まったくチェックしていなかったから、一体どんなところに注目して買えばいいのか、全くわからん。
 まあ気長に調べるとしようかな。いずれにせよ今は資金不足なので、とてもHDDレコーダーなんて買えやしないんだけど。
posted by 銀河満月 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本当に久々の更新

 なんとも久々にブログを更新することになってしまった。実に一ヵ月半ぶりになるのかな。

 何で全然更新しなかったのかと言えば、別に体を壊したからとかそういう理由ではなく、単に遊んでいたからなんだけど(笑)。
 8月下旬は、わかる人だけわかる遊びをし、9月始めは「テイルズオブヴェスペリア」を購入してずっと遊び、9月下旬から10月上旬にかけては、言うまでもなく「スーパーロボット大戦Z」で遊びまくっていたわけです。
 ブログ更新どころか寝る間も惜しんで遊んでしまっていたので、ブログは全く手につかなかったと言うわけ。
 ホント、社会人の取る行動じゃないね。

 で、スパロボZはセツコルートでとりあえずクリアしたのだけども、いろんな所で言われているとおり、今までの作品に比べるとちょっと物足りなかったかなあ。
 やはりルート分岐している期間が長すぎるのが一番の問題だったと思う。終盤の展開も個人的にはあまり盛り上がらなかったし。

 5期鬼太郎の感想も完全にストップしてしまっているから、こちらは近いうちに何とかしないとね。
 もちろん鬼太郎自体は今でも毎週きちんと見ているので、書こうと思えばいつでも書けるのだけども。
posted by 銀河満月 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする