上記の理由もあって、僕は激闘編を全話視聴してはいないのだが、見た話だけに限って言えば、なかなか面白い話が多かったように思う。初期のハード路線はもちろんのこと、中盤以降のいつもの展開でも、なぜだか他の後期作品とは一線を画しているように思えたのだ。
今にして考えると、壱を始めとした「はぐれ仕事人」の存在が大きかったんだろうね。ああいう今までにない立場のキャラクターを配置したことで、レギュラーキャラのさらなる肉付けにも成功しているわけだから、やっぱりテレビドラマはキャラクターが命なんだなあと、改めて思い知らされるわけである。
尤もここで言ってる「キャラ」というのは、俳優がその演技力で演じているキャラクターのことを言っているのであって、俳優個人の個性を指してはいない。
最近の若手俳優は個人の個性ばかりを突出させているきらいがあるからねえ。
なんにせよまたまた楽しみだ。
しかし激闘編の後は何になるのだろう。旋風編は何年か前に再放送済みだしなあ。まあ恐らくは、テレビ埼玉では近年再放送をしていない(はず)「まっしぐら」になるんだろうけども。