2005年07月02日

久々すぎる「王道」、21世紀に復活

 さて、今日から「ウルトラマンマックス」が始まったわけだけど、久々に面白く、高揚感溢れる「ヒーローもの」の1話だったなあ。

 やっぱりみんなを守るために自分の命を顧みず敵に戦いを挑み、破れた時に「光」が救済に現れるという構図は、ウルトラマンシリーズでしか描けないものであり、だからこそ大事に描いて欲しいものだと常々思っていたのだけど、今話でもそのあたりをきちんと、明確に描いてくれていて、見ていてすっきりした。
 放映前は散々言われてたマックスの「覗き穴」も、実際に動いている画面を見ると、ほとんど目立っていないことに気がつく。あの覗き穴の作りも、スタッフ側の計算に裏打ちされたものだったんだろうな。
 DASH基地も人里離れた山の中とかではなく、都会の目立つところにあるという点では、ZAT基地並みのナンセンスぶりを発揮していた。こういうヒーローものならではのハッタリって大好きだ。どうせ嘘っぱちの世界なんだから、変に整合性を気にすることなく、思いっきり突っ走ってもらいたい。突っ走りすぎても困るけどな(笑)。

 怪獣の出現理由について、「地球の自浄作用によって産み出されたもの」という定義づけが一応なされていたけど、軽く流されていたあたり、この定義をテーマとして話の中心に持ってくることはないのではないかと思う。逆を言えばいつでも持ってくることもできるわけで、そういう意味では各話ごとの自由度を高められる良い措置だと思う。
 ガイア以降のシリーズでの欠点は、作品の根底に大きなテーマが明確に存在していたため、各話でそのテーマを逸脱した内容の話を作ることが出来ない、つまり話の展開を狭めてしまっていたことにある。本来ウルトラマンシリーズとは「怪獣」「防衛隊」「ウルトラマン」を中心とした、バラエティーに富んだ話が売りだと思っているので、マックスではいろんなタイプの話を作って欲しい。

 で、マックスとの出会いから2大怪獣との決戦。アクションも先週までのネクサスとの差別化か、とにかくパワー溢れる戦いになっており、一撃一撃の「重さ」のようなものをちゃんと表現していた。
 必殺技のマクシウムカノン(「○○○ウム」という名前をつけてるのが細かい)も、2匹の怪獣をほぼ同時に吹き飛ばすというパワフル振りで、一匹のビーストを倒すのにも苦慮していたネクサスでのフラストレーションを一気に解消してくる大活躍(笑)。

 ネクサスは連作形式での物語の面白さを見せてくれた作品だったので、マックスでは1話完結作品の面白さを久々に見せて欲しいと思う。
 結構期待してますよ、マックス。
posted by 銀河満月 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(4) | 特撮ヒーロー・特撮映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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