2007年04月17日

のび太の如き発作

 年に数回、急にある発作が発症することがある。本当に原因はまったくわからず、きっかけさえ不明なんだけど、本当に唐突にこの発作が始まることがあるのだ。

なんでもいいから必殺を見たくて見たくてたまらなくなる発作が。


 そんなわけなので、昨日は久しぶりに新必殺仕置人の11話「助人無用」を見た。なんでかアラカンさんが見たくなったのである(笑)。
 この話の何が面白いかって、今話に限っては完全に嵐寛寿郎氏演じる天狗の鞍三(もちろん「鞍馬天狗」へのオマージュ)が主役になっているのにもかかわらず繰り広げられる、レギュラーメンバーの激しい自己主張だろう。
 どこまでが台本どおりでどこからがアドリブなのかがまったくわからない、まさに軽妙洒脱と言うべき演技の目白押しで、しかも役者本人の「素」のアドリブではなく、あくまで役柄に沿ったアドリブを行っているのが、出演陣のレベルの高さを感じさせる。
 念仏の鉄と鞍三とっつぁんの掛け合いも楽しく、筋書き自体はオーソドックスなのに、最後までまったく飽きることなく見続けることが出来る。
 終盤の仕置シーンも一ひねり加えられた技巧的なものになっており、ラストのオチに至るまで本当に楽しく見られる快作だろう(ラストの鉄の「苦笑い」は本当に秀逸)。

 やっぱ必殺はいいわなあ。今度は仕事屋でも見るか、血風編でも見ようかなあ。
posted by 銀河満月 at 00:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 必殺シリーズ・時代劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現在、「新仕置人」を鑑賞中ですが、「仕置人」と「新仕置人」を見比べるとめちゃめちゃ違和感感じますね。

それは、主水と鉄の関係ですね。「仕置人」ではあんなに仲の良かった二人が、「新仕置人」では仲が悪いように見える。例えば、一話で久々に再会したというのに、二人ともそっけない感じに見える。普通なら、もっと喜びをあらわにしてもいいと思うんだけど、主水が鉄を見ても、「あっそ、帰ってきたの」といったなんだか冷めた態度にまず違和感感じます。

また、「裏切無用」では鉄が主水をぼこぼこにするなど、見ていてすっきりしない。自分の手柄にしようとした主水が悪いのかもしれないけど・・・なんだかなぁ。逆に「親切無用」では主水が鉄に刀をつきつけたりと、かつての親友(仕置人の時はそう見えました)に対する態度とは思えない。

更に、最終回で鉄が死んだというのに、主水のあの笑顔はなんなんだ。

「仕置人」の時は主水と鉄はよく釣りに行ったり、食事をしているシーンがあって、本当に親友だなと思いましたが、「新仕置人」ではあまり仲良く見えませんでした。鉄が本当に心を開いているのは、巳代松だけに見えたし、主水が組んだ仲間の中でもこの新仕置人のメンバーが一番仲が悪かったように見える。

もしかして、仕置人解散から新仕置人結成まで、主水と鉄はどこかで再会したのではないでしょうか?その際、けんかして不仲になったのではないでしょうか?そうでも考えないと、「新仕置人」での主水と鉄のそっけない態度には納得がいきませんね。

この「新仕置人」には寅の会が登場しますが、いいかげんな組織ですね。おそらく、「仕事人X激闘編」の闇の会みたいな組織だとは思いますが、闇の会は本当に殺す相手が外道かどうか調べますが、寅の会では調べない。だから主水などは二回も標的にされるんでしょうけど。

「新仕置人」は決してつまらなくはないんですけどね。ちなみに僕は巳代松が好きです。
Posted by koke at 2007年04月19日 02:46
>仕置人」ではあんなに仲の良かった二人が、「新仕置人」では仲が悪いように見える。
 新仕置での鉄については、まず裏方の面では、常に新しい役を模索するため、過去に演じた役は二度と演じないというポリシーを山崎努氏が持っていたため、意図的に旧仕置時代の鉄とキャラを変えている節が伺えますね。
 物語世界で考えると、旧仕置人のころは本当に気の置けない仲間同士でつるんで、「仕置人」という稼業そのものを楽しんでやっていたわけですが、主水はその後の仕留人で初めて「仲間を失う」という事態に直面し、その後も何人もの仲間を失うことになります。
 つまり主水も鉄も、仕置人である2人が再会したということは、もう以前のような円満な別れは出来ない、双方にとって望まない形での別れが、いつか必ず訪れることを知ってしまっているわけですから、再会を手放しに喜ぶことは出来なかったんじゃないでしょうか。

>闇の会は本当に殺す相手が外道かどうか調べますが
 むしろ闇の会は中盤以降は有名無実化して、あってもなくても変わらない組織になっていたような気が(笑)。
Posted by 銀河満月 at 2007年05月14日 00:54
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