今年はサイトのほうが開設10年を迎えたというのに、サイトもまったく更新してないしなあ。
我ながら情けないものだ。
まあ気を取り直して先週のコミケについて書いてみるか。と言っても例によって買い専参加なので、あまり面白い話はないのだけど。
・1日目(14日)
この日の目当ては評論系特撮同人だったので、それほど早く行く必要はなかったのだけども、近年のコミケにおける来場者の増加を考え、9時には会場に到着するようにした。
ついた時点ではよくわからなかったのだけど、やはり今回も企業ブース目当ての人間が多数いた関係で、西側待機列はかなりの長さになっていたらしい。
僕は前回のコミケで痛い目を見たので、今回は最初から東側待機列に向かう。3日目だったらもう並ぶことも出来ないほどになっているのだろうが、やはり1日目ということもあって、普通に余裕を持って並ぶことが出来た。
入場したのは10時半くらいだったか。先に書いたとおり評論系特撮同人の島へ行き、目当ての同人を買った後、他に面白いものがないか色々見て回る。
評論系特撮同人を購入してしまえば用事はもうないので、さっさと帰ろうと思えば帰れたのだけど、せっかくだからと言うことで企業ブースへ行ってみることにする。
もちろん物見遊山で行こうと思い立ったわけではない。目当てはゲーマガブースで売られているアイマスのスティックポスターだ。
企業ブースに行くこと自体が数年ぶりのことだったし、まして企業ブースで買い物をするなんて、コミケに行くようになってから初めてのことだったりするのだけど、しかしまあすごい混みようだった。ちょっと前までは夏コミの企業ブースなんて涼みに行くようなもの(それほど人がいないから)だったのに、たった数年で随分変わってしまうものだなあ。
本当はフロンティアワークスのブースにいってアイマスP.S.プロデューサーのDJCDでも買いたかったのだけど、列の長さが尋常ではなかったので、スティックポスターだけ買って、さっさと抜けることにした。
しかしこのスティックポスターも、それを入れる袋も、モロにアイマスキャラがドン!と書いてあって、いわゆる「痛袋」状態になっていたのはきつかった。
僕は基本的にこういう袋をもらっても使うことはしないのだけど、今回のスティックポスターセットはでかすぎて、持って行ったカバンの中にもしまうことが出来なかったため、やむを得ず袋のままで持ち歩く羽目になってしまった。かなり恥ずかしかったぞ(笑)。
・2日目(15日)
2日目はコミケには参加せず、家でゆっくりと英気を養ったのだが、夜はケデラッタさん主催のオフ会に参加した。この時期にいつも行われる、藤子ファンが集まるオフ会である。
当然今回の話題の主軸は、先月から発売が開始された「藤子・F・不二雄大全集」である。
と言ってもまだ買っていない人が数人いたのは、ちょっとした驚きだった。と言っても別に欲しくないと言うのではなく、予約をするタイミングを逸したり、本屋で予約するかオンラインで予約するか迷っていたり、本の置き場を確保するのに困っているから後回しにしていたりと、様々な理由によるものだった。
いずれにしてもいつか購入することは前提になっていたのが面白い(笑)。
まあ確かにあの本は置き場には困る。僕も本棚を整理し、二度と読まないであろう同人をかなり処分しただけでなく、てんコミのドラえもん45巻とプラス5巻分をダンボールはこの中にしまいこむことで、どうにかスペースを確保した。
2期目が発売される頃には大長編やカラー作品集、ぴかコミをしまいこむことでスペースは作れるだろう。
と言うか大全集が出てしまえばぴかコミはいらなくなってしまうような気がしなくもないな(笑)。
で、その大全集なのだが、参加者全員とも好評だったのは言うまでもないのだけど、それでもほとんどの人は「パーマン」におけるセリフ改変について、不満を少なからず抱いていた。
パーマンのセリフ改変は確かに妙で、「バードマン」→「スーパーマン」や「時速119キロ」→「時速91キロ」と言った、初期設定をきちんと復活させている一方、脳細胞破壊銃は細胞変換銃のままになっていたり、パーマンの「パー」に関するネタ(「パーマンじゃなくてクルクルパー」や「おじさんは精神病院から脱走してきたんだね」)はほとんど改変後の状態になっていたりと、不統一感が否めない。
この大全集の基本原則にしたがって考えると、このあたりの改変は藤子F先生が生前、自らの手で意図的に実施したものだと解釈することが出来るのだが、クルクルパーネタがいつ頃から使われなくなったのかがわからないので、正直判然としない印象は残る。
まあそれはともかくオフ会は非常に盛り上がった。ネット上では書くことのできないようなネタも色々聴くことができたし。
飲みが終わったあとはこれまたいつもどおり、3時間ぶっ通しのカラオケ。今回は参加者がそれほど多くなかったので、当初は3時間では長すぎるのではないかと思ったけども、実際にやってみたらそんなことはまったくなく、まだまだ歌い足りない感じであった(笑)。
いきなり「ドラえもんルンバ」で始まったカラオケは、2曲目に酒井法子の「夢冒険」が入ったりして、最初から飛ばしまくりだったが、僕も「ワイルド7」やら「レッドタイガー」やら、マイナーな歌を歌いまくった。どうせならアニマックスで再放送されていたアニメ版「悪魔くん」の歌でも歌えばよかったな。
当日参加した皆さん、楽しいひと時をどうもありがとうございました。
・3日目(16日)
さて本番の日である。
今回は今まで一緒に参加していた友人達が、別の用事のために参加できなくなってしまったため、初めて1人だけで参加することになった。
と言っても最近はアイマスサークルメインで回ることが多いし、列が出来るような壁サークルは最初から行かないようにしてきたから、購入する上では特に今までと変わりないのだけど。
西側待機列に並んだのは7時40分くらいだったと思うが、やはり最近のコミケは変だ。列が長くなるのはいつものことだからいいとしても、その列の出来る早さが今までよりも格段に早い。
早い時間に会場に来る人間がどんどん増えてきていると言うことか。2ちゃんねる情報ではあるが、西側待機列は徹夜組だけでサンクスの前あたりにまで列が伸びたというし。
入場できたのは10時20分くらい。真っ先に向かったのは東4のアイマス関連サークルで、めぼしいところはとりあえず購入する。
新規に買うようになったサークルもいくつかあるのだけど、その分?買わなくなったサークルもいくつか出てきているので、総購入数は今までとさほど変わらないと言うところか。
アイマス関連を回ってからは東5〜6の方へ移動しつつ目当てを購入し、その後は東1〜3へ移動して、続けて購入した。
今回は友人と待ち合わせるために一旦会場を抜けると言うことをしなかったので、14時半あたりまでずっと東側の会場をグルグル回り続けていた。
壁サークルは1つだけで長い列に並んだけども、それ以外は基本的に無視するか、列がはけた後を狙うかに絞った。午前中に慌てて並ばなくても、結構残ってたりするんだよね。
まあ僕の目当てのサークルってのが、一般的?なアイマス同人買い専と少しずれてると言うのもあるのかもしれないが
あとは食堂でのんびりとラーメンを食い、15時半ごろに会場を出た。
この日はお台場のいろんな所でイベントをやっていたようで、帰りのゆりかもめもかなり混んでいたのだけど、座れたのでまあ何よりと言うところか。
そんなこんなで今年の夏も終わりだ(笑)。冬コミは…、たぶん3日目は行かないな。さすがに大晦日に参加するのはもう嫌になってきてしまったよ。
まあ来週も来月にもアイマスオンリー即売会はあるし、そもそも来月はP.S.プロデューサーの公開録音にも行くわけだから、用事は色々あるのだけどね。