2巻からは「小学一年生」「小学五年生」に掲載された作品も収録が開始され、ますますバラエティに富んだ作品が収録されるようになってきた。
個人的にはやはり2巻と3巻に収録される、ガチャ子関連の話が一番のトピックスだ。
まさか商業コミックスでガチャ子登場作品を読むことが出来る日が来るとは、本当に夢にも思わなかった。
まあぶっちゃけて言えば、ガチャ子登場話はただドタバタしているだけで、さほど面白いとは思えないのだけど、やはり完全に忘れ去られていたキャラクターの登場作品が、ある程度気軽に読めるようになるのは、単純に嬉しい。
あと他の注目点としては、2巻はドラミの初登場話「ハイキングにでかけよう」、前話の内容を一応引き継いでいる「がんじょう」→「ネンドロン」の収録順、そして「ツチノコ見つけた!」の収録内容だろう。
「ツチノコ見つけた!」の雑誌掲載版は単行本収録版とオチが少し違っているのだけど、どちらのバージョンが収録されるのか興味がある。
まあ恐らく単行本版が収録されるんだろうけど、出来るなら両方のバージョンを収録していただきたいところだ。
3巻は個人的に大好きな「しあわせカイロでにっこにこ」と、久々に読み返してみたい「シャラガム」が楽しみかな。
ところでふと思ったのだけど、今までの単行本ではトレス原稿で収録されていた話はどうするのだろうか。
今までどおりにトレス原稿を収録するのだとは思うけど、できるなら初出雑誌から直接取り込んだりして、藤子F先生ご本人の筆になる作品をやはり読んでみたいところだ。
しかし新たな情報が出てくるたびに、どんどん期待値が高まっていくなあ。こんな感覚は本当に久しぶりだ。
にもかかわらず僕はまだ予約をしていなかったりする(笑)。もう面倒だから小学館のオンラインで全巻予約してしまおうかなあ。