2009年02月14日

ゲゲゲの鬼太郎(5期)72話「妖怪城始動!朱の盆奮戦記」感想

 日本爆裂の感想を書こう書こうと思っていたのだけど、例の終了するかもしれない騒動のこともあって、あまり筆が進まなくなってしまった。
 たぶんこのまま当分は書かず、DVDが発売した時にでもさらっと書くことになるんじゃないかと思う。
 劇場版のソフトはもちろんDVD版を買うつもり。BDに魅力を感じないわけじゃないけど、僕の家にある小さな液晶テレビではBDの恩恵にあずかることは出来ないだろうし、そもそもBDを再生できるハードを持ってないしね(笑)。

 さて今回は紹介漏れしていた過去の鬼太郎話。
 今話は61話であらかじめ登場していた妖怪城が、ついに本来の力を取り戻すと言う筋立ての話なんだけど、妖怪城関連の話はあくまで物語上の味付け程度でしかなく、話の中心になったのは朱の盆だった。
 既にドジなキャラクターとして認知されている朱の盆であるが、今話はドジながらも健気にがんばるその姿がメインで映し出されていたために、肝心の妖怪城関連の話がおざなりになってしまった感はある。
 なのでそのあたりのガチバトルを期待していた人にとっては肩透かしを食らった感じの話になってしまったと思うが、それを補って余りある佳作に仕上がったのは、やはり前述の朱の盆のがんばり、そしてそれを(敵側の親玉でありながら)厳しく接しながらも一定の温情をも持っているぬらりひょんの魅力に拠るところが大きいだろう。
 さしたる手駒を持たず、ぬらりひょんと2人だけで悪事を働いていた頃が、「悪事の思い出」なのにもかかわらず古き良き思い出テイストで回想されたり(このあたりの雰囲気が3期、4期での2人のイメージと重なる感じも良い)、偶然とは言えきちんと成果を出したことに対して正当な評価を示すぬらりひょんのぶれのなさ、そして朱の盆がいないにも関わらず、朱の盆にお茶を出させようとするぬらりひょんなど、悪側の絆と言うようなものがきちんと描かれている見せ方には好感を持った。
 こういう描写があるから、今期のぬらりひょんは類型的な悪側の親玉に見られる「いざと言う時は部下さえも平気で見捨てる外道」ではなく、悪側では絶対的に崇拝されているリーダー、という立ち居地が明確になっている。
 (個人的には「電子戦隊デンジマン」のベーダー一族を思い出しちゃうけども)

 と、そんな2人の描写にほとんどの時間を割いたこともあり、目覚めた妖怪城自体の力はそれほど示されることはなかった。
 とは言え鬼太郎の一切の攻撃を受け付けず、あと一歩のところまで追い詰めるという、こちらはある種の定型的な強さ描写をきちんと見せていたけどね。
 ここで2年目の1話と言うべき52話を飾った夜道怪が再登場してくれたのも、ずっと見続けてきたファンとしては嬉しいところだった。

 あと個人的に面白かったのは、ねずみ男の誘導尋問に引っかかって、どんどん計画を暴露していってしまう朱の盆のシーンかな。
 あれは朱の盆が度を越したドジだからと言うこともあるが、他のキャラでは恐らくああまで上手く行えないであろう「誘導尋問」を、ねずみ男と言うキャラにきちんとやらせたあたりが良かった。
 今期のねずみ男は口八丁で相手を言いくるめるというシーンが、あまり登場しないからね。
posted by 銀河満月 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲゲゲの鬼太郎(第5期)感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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