正直な話、鬼太郎はもう少し続くだろうと思っていたからこの話も寝耳に水なんだけど、後番組がドラゴンボール、しかもリメイクとかではなくて昔のヤツの再編集版というのも驚きだ。
さらに言うと無印からじゃなくて「Z」だけなんだね。僕はドラゴンボールはやはりフリーザ編くらいまでが好きで、どっちかと言うとアニメで「Z」に入るまでの方がお気に入りだから、そっちを優先して欲しかったところだけど。
で、鬼太郎の話に戻すと、正確に言えば別に終了と決まったわけじゃないんだよね。放送枠を変更することもあるかもしれないし。
ただ現状、移動できそうな放送枠はあまりなさそうだし、フジテレビ側がそこまでして鬼太郎に拘ってくれるとも思えない。
だから僕の中では5期鬼太郎は3月で終了と見込んでいる。もちろんファンとしてはもっと続いて欲しいのだけども、3期や4期のように明らかに息切れ感が見え見えの状態で3年目を続けるよりは、今のうちに終わっておいた方がいいのかもと思ったりもする。
劇場版「日本爆裂」が100話と101話の間の話という設定だったので、ある程度は3年目も放送する予定だったのだろうけど、何かよほどのことがあったんだろうねえ。
ただ再編集版とは言え「ドラゴンボール」という一大コンテンツを代表するアニメの放送枠が、最近になって突発的に決まったとも思えないから、鬼太郎終了は実際は結構前から決まっていたようにも思えるんだよね。
その割に話の縦糸設定(ぬらりひょん、西洋妖怪、中国妖怪)を改修していないから、ここらへんに「時間枠移動」の希望を見出せるかもしれない。
四十七士は映画との関係上、すぐに回収することは出来なかったんだろうけどね。
ただ個人的にはこれを「打ち切り」と呼ぶのはどうかと思うんだよな。
東映の第3四半期決算の資料を見ると、確かに09年度3月期の決算上位4作品に鬼太郎の名前はないけど、前年度のことを考えればそれほど低下してはいないだろう。
去年はキン肉マンのDVDが出た関係もあって、キン肉マンが上位に来ているだけだろうから、鬼太郎はプリキュアやドラゴンボールほど爆発的には売れないだろうけど、比較的安定性の高いコンテンツなんじゃないだろうか。
視聴率だって決して悪いわけじゃないし、映画にしたところで期待値よりは低い結果に終わったんだろうけど、去年は東映の映画全体がダメダメだったらしいから、それほど悲観する結果にはなってないと思うし(映画の方は結果が出てないから何とも言えんが)。
まあ終わるかどうかはわからないけど、終わるまで5期鬼太郎を楽しんで見続けることは変わらないわけだから、あまり考え込むのは止めにしよう。
考えたって答えは出ないし。
しかし3期鬼太郎の後番組はリメイク版の「おそ松くん」、4期鬼太郎の後番組はリメイク版の「ひみつのアッコちゃん」、そして5期鬼太郎の次の枠は再編集版の「ドラゴンボール」。
鬼太郎の後番組は必ず過去作品のアレンジ版にしなけりゃならん決まりでもあるのだろうか(笑)?
最後に個人的な意見を言うと、アニメ「ドラゴンボールZ」をなんだかんだで楽しんで見ていた世代としては、安易に再編集して欲しくないと思う。
まして再アフレコなんてもってのほかだろう。そろそろ野沢さんを休ませてやれよ(笑)。
それに死んでしまった声優さんも多いしなあ。マスオさんボイスの亀仙人は未だに慣れんよ。