2008年12月31日

ゲゲゲの鬼太郎(5期)71話「南方妖怪日本上陸!!」感想

 今年最後の更新は、当ブログらしく5期鬼太郎の感想と行きましょうか。
 まずは紹介漏れしていた話。

 今回はついに南方妖怪が登場。原作では「妖怪軍団」にてアカマタとやし落とし、「血戦小笠原」にてランスヴィル、アササボンサン、「鬼太郎のお化け旅行」にてチンポ(今期での名前は『ポ』)と、ほとんど別の話で登場していたわけだが、今回はそれらが一堂に会して総登場と、ある意味夢の組み合わせ?になっている。
 アカマタ自体は25話「妖怪大運動会」などで登場済だったので、どのように他の南方妖怪と絡めるのか、その辺も興味を惹かれるところであった。

 視聴後の感想としては、「ぶっ飛びすぎ」と言う言葉しか思いつかない(笑)。
 正直ここまで原作での個性を、良い意味でぶっ壊してくるとは全く予想できなかった。しかも新たな個性を与えられた南方妖怪たちが非常に生き生きと活躍しているわけだから、この方法論はまたもや正しかったと言えるだろう。
 まさに「能天気」を絵に描いたような彼らは、その場のノリで雪男たちを蹴散らし、上陸した場所を南国の気候に変え、さらに鬼太郎や仲間たちの攻撃にもことごとく、しかも涼しい顔で耐え切ってしまうと言う、それでいて頭の中身はかなりのバカという、原作でもアニメでも登場したことのないキャラクターとなっており、まさにその強烈な個性で1話分の話を引っ張ったと言っていい。
 何せ鬼太郎が地獄の鍵を開くことまで考えるほどなのだから、実力は相当のものなのだが、彼らは自分に実力があることさえ良く理解できていないわけで、ある意味非常に始末が悪い。
 目的も「鬼太郎に勝つ」というアバウトなもので(「倒す」ではなく「勝つ」と言うのもポイント)、決着の付け方も鬼太郎側が降参して終わり、その後はむしろ友好的な関係になってしまうと言う、最後までイレギュラーな展開となった。

 鬼太郎と仲間の南方妖怪たちとの間で揺れ動くアカマタの描写も、かなりポイントが高い。
 彼は妖怪大運動会でのことをきちんと覚えており、正式な場で堂々と決着を付けることを望むと言う、原作での姑息さを完全に取っ払った好敵手として描かれている。
 アカマタの立場を生かせば、南方妖怪と鬼太郎側との関係について、色々話を膨らませられると思うので、なかなかおいしい立ち居地だと思う(76話で早速生かされてたね)。
 個人的にはペナンガランが登場しなかったのが寂しいのだけど、きっと奴も後ほど登場してくれるのだろう。

 しかし3期ではチンポ、4期ではアカマタ、そして今期ではランスヴィルがリーダーと、各期ごとに南方妖怪軍団のリーダーがコロコロ変わるのも面白いね。
 これは結局は彼らが原作で一堂に会していないからこその混乱と言えなくもないのだけど、逆を言えばそれだけ自由度の高い連中とも言えるわけで、他の外国妖怪に比べていじりやすいキャラなのだろう。
 今話はそれが如実に表現された話だった。
 そのせいで肝心の鬼太郎側が、ポに捕まった一反木綿以外はあまり目立たなかったのだけど(笑)。
posted by 銀河満月 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲゲゲの鬼太郎(第5期)感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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