2008年12月27日

ゲゲゲの鬼太郎(5期)70話「退治不可能!? 泥田坊」感想

 例によって紹介漏れしていた話の紹介。
 「日本爆裂!」の感想は…、たぶん新年になってからかな。面白いことに変わりはないので、さっさと見に行くのが一番良いと思うけど(笑)。

 今回登場した妖怪は泥田坊。所有していた田んぼを失った人間の怨念から生まれ、「田を返せ」と呻くという伝承にあわせ、原作も歴代アニメ版でも、それぞれ「田んぼ」に絡めたストーリーとなっていたが、今回の5期版でもその辺の基本はしっかりと守られていた。
 一度は鬼太郎によってバラバラにされるも、水を吸収することで無数の小さい泥田坊に変質し、人間達や鬼太郎を襲うという原作の展開も、ほぼストレートに盛り込まれており、この辺は原作の時点で泥田坊というキャラクターのパーソナリティが、かっちりと定まっていたことを窺える。
 今回の泥田坊のデザインは、単眼できちんと人型の形を取れていないところなど、どちらかと言えば2期での怪獣然としたスタイルに近いものとなっており、分裂した泥田坊たちが新興住宅地を練り歩く様は、近年のジャップスホラーに近しい雰囲気まで感じられ、なかなかの恐怖感を醸し出していたと思う。

 こういう話だと大概は田んぼを埋め立てたりした一部の人間たちが、類型的な悪役として描かれることが多いのだが、今回の不動産屋はラストで田んぼをなるべく減らさないよう、「庭に田んぼがそのまま残された家」を販売すると言うしたたかな面を見せ、単なる善人でも悪人でもない、一商売人としての人間味ある部分を見せてくれた。
 ねずみ男をして「やるな」と言わせるのだからうまいものだ。
 一度鬼太郎たちを追い返す時も、「泥田坊は鬼太郎たちが退治したのだから大丈夫だろう」と、何も知らない人間にしてみれば当然の反応を返してくれたのも、個人的には良かった。
 こういうどうでもいい部分でサブキャラが個性を発揮してくれると、物語にも深みが出ると言うものです。

 歴代作に倣って今回も人間側との融和で解決したわけだけども、やはり日本人として米や田んぼは大事にしたいものですな。
 そういう感覚を現役視聴者の子供たちが抱いてくれたなら、今回の話は成功と言うことになるんだろう。

 最後に思いっきりどうでもいいことなのだが、今回ゲストの少女・みのりなんだけど、あの髪型といい、おにぎりが好きと言う設定といい、どうしても「あの」キャラを思い出してしまうのだが…。
 あれでアホ毛が一本ついたら完璧だぞ(笑)。
posted by 銀河満月 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲゲゲの鬼太郎(第5期)感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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