2008年12月16日

ゲゲゲの鬼太郎(5期)69話「鬼太郎大異変!穴ぐら入道」感想

 5期鬼太郎も今のところ順調に放送されているけども、果たして3年目も放送は継続されるのだろうか。
 劇場版を見るかぎりでは3年目も放送するような感じなのだけども、正式に発表されていないだけにちょっと不安だな。

 今回は紹介漏れしていた過去の話を紹介。
 登場妖怪は「穴ぐら入道」だったけども、この妖怪が出てくる話の内容は、各期ごとにかなりバラエティに富んだものになっている。
 まあ原作が「悪人を『良心かび』で改心させる」という、カタルシスウェーブ並みの強引な超展開で終わらせてしまう話だけに、そのまま忠実にアニメ化ってわけには行かないのだろう。
 しかしあそこまで思い切った調理をしてしまうのは、5期ならではと言うところかもしれない(笑)。

 穴ぐら入道を利用しようと企む人間が登場し、その部下が一度穴ぐら入道に参ってしまい、本人が自ら道具を揃えて穴ぐらに入っていくと言う筋書きは、おおむね原作どおりなのだけども、今話ではそこに2期「縁切り虫」を髣髴とさせる「嫌気虫」なるものを登場させた。
 前話での大活躍が嘘のように、鬼太郎のやる気がなくなってしまったのは、この虫が取り付いていたのが原因だった。
 今回の穴ぐら入道は虫を操る?能力を持っていることも示され、なんらかの関係があるのかと思われたが、これはあまり関係なかったらしい。
 穴ぐら入道の顔にも最初から嫌気虫がついていただけに、もっと鬼太郎と直接絡むのかと思っていたが、鬼太郎は本当にあまり出番がなく、もっぱら入道と彼を利用しようと企むテレビプロデューサーのやり取りがほとんどだった。

 と、書いては見たものの、今話に限っては話はあってないようなもので、やはり今話は通常回とは異なる、一風変わったキャラクター人の描写に注目するべきだろう。
 特に出色なのは件のプロデューサー。「お前さんは誰さんじゃ?」と、まるで禅問答のようなことを問いかける穴ぐら入道に対し、同じ質問を聞き返して追い詰めるという、何ともエネルギッシュなキャラになっていた。
 演じる塩屋浩三氏の声もバッチリはまっており、一癖も二癖もありそうな曲者を熱演していた。

 また今話は、テレビ取材陣や鬼太郎の「顔芸」にも注目すべきかもしれない。
 穴ぐら入道の髪の毛やひげまでもすべて虫で、それがぞろぞろ動き出すと言う描写も顔芸と言えなくはないが、こちらは朝の時間帯にしてはなかなかにグロく描かれていたと思う。
 また厭世観に駆られ、原作でのやる気を無くした時の如く、刹那的な言動を繰り返す鬼太郎も見ものである。

 一本の話として見ると正直よくわからない部分があったりもするのだが、キャラの言動・行動で引っ張った一編とも言えるだろう。
posted by 銀河満月 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲゲゲの鬼太郎(第5期)感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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