ズッコケ読むのも久々だったから、なんか新鮮な気持ちで読めてしまったよ。さすがに僕がズッコケを読み始めた小学6年の時のような気分にはならなかったけど。
しかし面白いことは面白かったのだけど、やっぱり僕が子供の頃読んでいた前期作に比べると、なんか味付けが薄いような気がする。
「山賊修業中」にしろ「占い百科」にしろ、読んでてなんだか空恐ろしくなるような作品ではなかったなあ。もちろん作者お得意の味付け自体はきちんとあるんだけど、昔に比べると随分とセーブしているように見える。
人が死ぬシーンのモンタージュ的技法のうまさは相変わらずだけどね。
とりあえず未読なのは卒業式を含めて6冊。実家に帰省している間にどこかで購入で着ればいいのだけどなあ。
でも待てよ。実家で購入したらどっちの家に本を置けばいいのだろう。せっかく買うなら何度も読み返したいが、かと言ってこれから先ずっと読み続けるわけではないしなあ。どうしたものか。
一番いいのはズッコケ全巻、今の家に持ってくること(引越し時にちょっと考えた)なんだけど、やっぱり量が量だからねえ。難しいところだ。
しかし挿絵が高橋信也氏になってから、ゲストキャラの女の子はわりかし可愛く描かれるのに、肝心の1組美少女三人組があんまり可愛く描かれないってのは、どういうことなのだろうか?
この辺はアニメ版のほうが優秀だったぞ(笑)。