過去の50作全部読み終えるまでは絶対に読まないと決めていたのだが、人間の意思とはなんとも弱いもので、もうさっさと読み終えてしまいました(笑)。
出たばっかりなんで内容について具体的に触れることはしないけど、読んでみて感じたことは、この作品はズッコケが出たばかり、つまり80年代にズッコケに触れたことがあり、今は格段興味を持っていないような人向けの作品だと思う。
子供はともかく、いい年して(例:俺)未だにズッコケを現役で読み続けてきたような人間には、ちょっと厳しい内容だと思う。だってあまりにも現実的な話だから。
かつて「ぼくらは海へ」を書いた作家らしい話ではあるんだけどね。
ただ救いがないというわけではないので、そこら辺は勘違いしないように。ただ50の本編で描かれたような、3人の胸のすくような活躍を期待すると肩透かしを食らうし、そもそもそういうものは描かれていないから、その辺は理解した上で読むべきだろうね。
まあ、一月くらい経ったら、内容に触れつつ細かい感想でも書いてみようかな。
それ以前に本編買わないといけないけども、今日行った本屋にもなかったもんなあ…。