2010年02月14日

「まえのウルトラマン」とか「ウルトラマン二世」とか

 最近とある事情があって、「ひだまりスケッチ」関連のことを適当にネットで見ていたのだけど、Wikipediaで声優の水橋かおりさんの項目を読んでいた際に、ふと気になった部分があった。

 引用すると
 「好きなものは特撮(『帰ってきたウルトラマン』を「新マン」と呼べるほど)(好きな宇宙人は、『ウルトラセブン』の『チブル星人』)
 という部分なんだけど、これを読んだ時、はたと考え込んでしまった。
 いや、水橋さんが特撮好きであることを否定するわけではないんだけど、帰マンを「新マン」と呼ぶことが特撮好きであることの証明になるのだろうかと疑問を持ってしまったのだ。
 性別の違いがあるから簡単には言えないけども、水橋さんの年代的にはむしろ帰マンの「新マン」という呼び方は、かなり一般的なものだったんじゃないだろうかと思うんだよね。世代的にもウルトラマン80世代なわけだし。

 重ねて言うが、水橋さんが特撮好きであることを否定しているわけじゃないんです。
 ただ、長年特オタとして生きてきた自分としては、「どの程度のことを知っていたら『特撮好き』と世間で認知されるのか」という線引きがいまいちわからないんですよ。
 帰マンの正式名が「ウルトラマンジャック」であると言うことを知っている人は、特撮好きと思われるだろうとはなんとなくわかるんですが(後付け設定だから)。

 まあ何の断りもなく「帰ってきたウルトラマン」を「帰マン」と略している僕は、間違いなく特オタなんですけどね(笑)。
posted by 銀河満月 at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮ヒーロー・特撮映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幻の特撮映画のフィルムが見つかった?

 昔、「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」という特撮映画があった。
 「国光映画」という独立プロダクションが製作し、新東宝の配給で放映された、わが国の特撮映画としては初めて「宇宙からの侵略」を主題においた作品である。
 ゴジラシリーズを始めとした東宝特撮映画において腕を振るった脚本家・関沢新一氏が唯一監督を務めた作品でもあり、関沢氏の特撮脚本におけるルーツを知るという点においても、日本特撮史においてかなり重要な位置に存在している作品なのだ。
 ところがこの作品、肝心のフィルムの所在が不明になってしまい、今となってはソフト化は愚か再上映することさえもできない状態になってしまっていた(権利関係の問題で再使用ができないだけで、フィルムの所在自体はある程度判明しているという話もあったりするらしい)。
 まさに当時、リアルタイムで見た人以外は全く映像を見ることが出来ず、せいぜい当時の番宣資料や脚本などで作品の雰囲気を知る程度のことしかできなかったのである。

 しかし最近になって、この映画のフィルムを所蔵していた人物が、フィルムをネットオークションに出品していたことが明らかになった。(→こちら 現在は終了)
 出品者はこの映画の現在おかれている状況について知らなかったらしく、フィルムが行方不明になっており、大変貴重なものであることを他の質問者から知らされ、自分から出品を取り下げている。
 出品者は「出来るだけ一般公開できる方向で、専門家に聞いてみます」と返答しているので、もしかしたら近い将来、この映画がソフト化され、多くの特撮マニアの間で見ることが出来るようになるのかもしれない。

 と言うようなことを淡々と書いているが、これは結構すごいことなのだ。
 言うなれば「フィルム所在不明」として長い間幻扱いされてきた日テレ版ドラえもんの映像を始めとした様々な情報が、真佐美ジュン氏によって明かされ、限定的な場でではあるが日テレ版ドラえもんを見ることが出来るようになったようなものである。
 この映画の公開年は1956年。東宝の「空の大怪獣ラドン」と同年である。この時期に作られた日本初の宇宙侵略SFなのだから、特オタとしては興味を抱かずにはいられない。
 まあ実際に見てみたら大した出来ではないのかもしれないが(関沢氏も後年そんなような言を遺されている)、「緯度0大作戦」と同じように考えればいいのだろう。
 ともあれ今後の展開が楽しみではある。
posted by 銀河満月 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮ヒーロー・特撮映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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